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2017年10月

2017年10月10日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (116)

2017年10月10日

先日、ある生徒が「空がきれいになりましたね」と言っていました。

秋は何となく寂しさがある季節ですが、見るもの、感じるものすべてがきれいな時季でもあります。

きっと生徒たちも日本の秋の素晴らしさを感じてくれていることと思います。

 

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ミズキの花茎

ハイゴケの上にミズキの花茎が落ちていました。

遠くから見ると緑のじゅうたんから赤い何かが顔を出しているように見えました。

 

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ハナミズキの実

青空に赤い実がよく似合います。

春は花を、秋には実を楽しませてくれています。

 

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ツマグロヒョウモン

もともとは南国系のチョウなのですが、幼虫がバンジーの葉を食べるため、北にまで広がってきたといわれています。

一年に何回も発生するため、この時期に一番目にするチョウかもしれません。

 

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ダンドボロギク

昨年まで何もなかったところに突然1.5m程の大きな草が生えてきました。

どのような花が咲くのかと待っていても、一向に咲きません。

気づけば花が咲かないまま種子が花咲いていました。

 

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コムラサキシキブ

自然に生えてきたムラサキシキブにはあまり実がつかないのですが、園芸用のコムラサキシキブは今が一番きれいな時期ではないでしょうか。  

 

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アカボシゴマダラ

もともと日本には奄美諸島などの南の島に生息しているだけでしたが、ここ十数年で関東にたくさん見られるようになったチョウです。

現在、関東にみられるものは、中国から人為的に持ち込まれたものと言われています。

2017年10月 4日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (115)

2017年10月4日

秋のさわやかな風が気持ち良い時期です。

生徒会活動の一つとして前庭や中庭に植えた綿の実が開き始めています。

綿がどのようにしてできるのか知らない生徒も多くいます。

綿がはじけている姿を初めて見たときは、みんな驚きの表情を見せてくれます。

何事も見て感じることが大切なことだと改めて感じます。

 

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クサギ

葉のにおいをかぐと、くさいことから名前が付けられたようですが、かぐ人によっては良いにおいと感じるようです。

赤いがくの中央に、紫色の実がついている独特の姿は目を引くものがあります。

 

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ミズヒキ

この植物を立ってみると赤い花が咲いていて、座ってみると白い花が咲いているように見えます。

花は上と下で色が違っているのです。

この赤と白の色から、お祝いの時などに使う水引から名前が付いたようです。

 

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チジミザサ

この植物が生えているところに近寄ると、靴下やズボンにべとべとの種子がたくさんついて、

なかなか取れない経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

秋はひっつき虫の宝庫です。

 

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カラスノゴマ

実ができると、そこからゴマのような種子がはじけるといわれています。

しかし、カラスとあるので食用には適さないでしょう。

 

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クリ

ヤマグリの収穫時期になりました。

強風の日の次の日が最適です。

今年の実はそれほど多い年ではないようです。早めの収穫が良いでしょう。