従来のウニの発生実験は人工受精からプルテウス幼生までが限界でしたが、今回は稚ウニ(ウニの赤ちゃん)まで育てることを目標に取り組んでいます。
大型ビーカーの中で低速度回転のモーターによるスクリューを回しながら、海の波を再現して飼育します。
ある程度育ったところで各生徒がポケット飼育器に移し、餌の珪藻を与えながら「Myウニ」を育てます。
順調にいけば、3月上旬には稚ウニとなり、その後海に放流する予定です。
本実験の実施にあたっては、お茶の水女子大学の支援と技術提供をいただきました。
個別に育てることによって、生物により愛着を持ってもらえればと期待しています。
進路が決定した高校3年生は、いくつかのクラスに分かれて授業を受けています![]()
そのうち、看護系・食物系に進学する生徒が多い理系クラスでは、進路方面を考え、「細菌類の培養実験」を行ってみました。
校舎内や食品、そして自分たちのからだなど、さまざまな場所にどのくらいの細菌類がいるのかを測定しました。
48時間培養後、シャーレ内にいる細菌類の数を数えます![]()
(写真は、左から 手、口の中、千切りダイコン、教室内 です。)
生徒たちは、自分の手や口の中にたくさんの細菌類がいることにビックリ![]()
また、前日の夜に切った千切りダイコンにもたくさんの細菌類がいました。
意外にも、教室などの校舎内がきれいなことも分かりました![]()
実験後、さらにいろいろな所を調べてみたいという生徒もあらわれ、卒業までの2ヶ月間、研究を続けていくようです![]()
普段は別々で授業・実験を行っている化学選択者と生物選択者が、合同で実験を行いました。
今回使うのは、ブロッコリーです![]()
生物の設計図でもある遺伝子は、DNAと呼ばれる物質に書き込まれています。
DNAはビデオテープのようにとても長いもので、これらにたくさんの番組が録画されているように、DNAにたくさんの遺伝子が保存されています。
そのDNAを取り出して、観察するのが今回の目的です。
普段の実験では、教員の演示実験とともに、実験方法の詳しい説明がありますが、今回は違いました。
大学での実験の雰囲気を感じとってほしいということで、教員は実験の注意点と手順の簡単な説明をしたのみです。
つまり、溶液も自分たちでつくらなくてはいけません。
まず最初にやることは、話し合いです![]()
ここでしっかり準備しておかないと、あとでつまずいてしまいますからね。
手順を確認したら、実験開始です。
ブロッコリーを細かくすりつぶしましょう。
洗剤と食塩水を加えて、タンパク質とDNAを分離します。
続いて、DNAが溶けている溶液にエタノールを加えて、DNAを沈澱させます。
この白い沈澱物がDNAです![]()
実験成功です。やったね![]()
実験はこれでおしまいですが、レポート作成も忘れずに![]()
高校1年生では、親から子へ遺伝をする仕組みについて学んでいます。
その中で、遺伝子ってどのようなものなのか、実際に見てみようと思います![]()
遺伝子はとても小さくて見ることが難しいので、遺伝子が棒状になった染色体を顕微鏡で観察しました。
これがユスリカの幼虫(釣りの餌にするアカムシ)と、その染色体です。
よく見ると、横じま模様がありますよね。これが遺伝子のある位置なのです![]()
この染色体は何本あるか数えられますか![]()
高校3年生では、さらに深くまで学んでいきます。
高校1年生がやった染色体を染め分けます。
右上の写真の青色に染まったところが遺伝子であるDNAという物質、紫色に染まった丸い部分は遺伝子を読み取っているパフと呼ばれるところです![]()
今回はちょっとむずかしい内容だったかな![]()