共立二中高の自然がいっぱい2 (2)
2012年 3月 7日
最近、少しだけ暖かさを感じることができるようになりました。
春の草花にとっては待っていましたといったところでしょうか。
まだまだ寒さが続きそうですが、春を探しに行ってきました。
オオイヌノフグリ
春が近づくと陽だまりで一番に咲き出す、日本人にはなじみのある花ですが、
意外にも明治時代に外国から日本に渡ってきた花なのです。
今ではどこにでも咲いているこの花には、日本がとても住みやすい場所だったのでしょうね。
フキノトウ
絵本の世界では雨の日にフキの葉を傘がわりにしたりするので、葉っぱの印象が
強い植物ですが、この時期になるとフキノトウと呼ばれる花を咲かせます。
冬に黄色の花が咲くことから「冬黄(ふき)」と呼ばれるようになったといわれていますが、
一説ではこの葉を使ってトイレでおしりをふいたことから「拭き(ふき)」と呼ばれるように
なったともいわれています。
タネツケバナ
田んぼによく生えているこの花のひとつひとつをじっくりと見てみると、
とてもきれいなことに驚かされます。
昔、農家の人は、この花が咲くころになると、田植えの準備を始めたといわれています。