2011年10月27日 (木)

2週間だけど週間

前回私は注射を打たれるプロであって、打たれた針も1000以上、というようなことを書いた。
即、生徒から「先生、さすがにそれはウソでしょう!」などと誹りを受けた。
実はかなり適当に書いたわけで全く自信がなく、それじゃーちょっと真面目に数えてみようかと思い、指を折ってみた。
(ヒマ人め、と再び誹りを受けそうではあるが……)

すいません、私嘘をついておりました!
そんなに多くはありませんな、いくらなんでも。
半分にも満たないくらいかしらん。
それにしたって多いんだけど。
まぁ、書いているだけで(あるいは読んでいるだけで)、なんかあちこちがチクチク痛くなってくる気がするので、この話はこの辺りでやめときましょ。

さて皆さん、今日は何の日かご存知でしょうか?
正確に言うと、今日「から」何の日か、が正しいですかね。
関心を持ってこの日を迎える方もほとんどいないと思うのだけれど、そうです、今日から「読書週間」なのであります。
10月27日から11月9日まで、11月3日の文化の日を中心とした2週間。
皆さん、さらに読書に勤しみましょう!

と、それはいいのだけれど、この仕事を始めたばかりの頃、生徒から訊かれて答えることができず困ったことがあった。
「先生、何で『読書週間』なのに1週間じゃなくて2週間もあるんですか? おかしいじゃないですか!」
「うーん……何でだろうなー」
「二週間も設けるのだったら、『読書二週間』にしなきゃ駄目でしょー」
「おーいいねぇ、『読書二週間、読書に習慣!』なんてね」
「……おもしろくありません」
「い、いやいや、そーいうつもりでは……」

しどろもどろである。
あー、二週間あるんだなー、ということは昔から知っていたけれど、その理由など考えてもみなかったんですね。
まぁでも、確かに「なんちゃら週間」というのは、通常一週間ですなぁ。
で、その後調べてみたところ、昔読書週間のことを決めたお偉い方々が「1週間では惜しい」との声をあげ、それであっさり2週間と決められたらしい。
おいおい、そんなんでいいのかい?
いいんでしょうね、たぶん。

 

というわけで、読書週間です。
これが今年のポスター。
本の力を信じるのはいいのだけれど、この子どもはこの後絶対椅子から落ちて怪我をするだろうな、と余計なことを心配してしまうのは私だけだろうか?

みなさん、図書館へおでかけください。

2011年10月20日 (木)

注射嫌い

ただ今定期考査真っ最中。
生徒諸君はせっせせっせと勉強に勤しんでいる、あるいは諦めている。
いやいや諦めることなかれ、最後まで足掻けば道は開かれる‥‥‥こともあるぞ。

さてそんな中、教員はぞろぞろと会議室に向かい、インフルエンザの予防接種を受ける。
学園の方で集団接種の場を設けてくれている(有料だけどね)。
まだ流行っているわけではないけれど、用心用心。

それにしても注射ひとつ打たれるだけでけっこう皆さんバタバタしておりました。
「今までの中で一番痛いぞー、まだチクチク痛むぞー」とマジな顔で不安がる大男。
かたや「何だかまったく痛くなかったんだけど‥‥‥」と逆に不安がる血色良好男。
ま、人生いろいろ、痛みもいろいろ。

個人的な話をすれば、注射されることにかけては私はかなりプロである。
(なお、この後ややグロになるので気の弱い方はお読みいただかない方がよろしいかと)
何やらいろいろあって、もう軽く1000を超えるくらいの針を刺されてきたな。
もっとかな?
打つ方も人間なわけで、いろんな看護師さんがおった。

某看護師さまは、擬音入り注射を実践していた。
「じゃいくねー、ブスッ‥‥‥ちゅうー‥‥‥」
ふざけているんですよね、そうですよね?
まぁ分かりやすい擬音はまだいいのだけれど、採血中に「くぅーっ、く、くぅーっ」というような訳の分からない声を出す。
さすがに気になって何ですか、それ、と訊ねる。
「何か分かんないけど血が出てきてくれないのよー、詰まったみたいにー」とのこと。
あの、すごく怖いんですけど‥‥‥。

某看護師さまは、人の腕を注射針で縫ってしまった。
私の左腕から血液を採取しようとして刺した針が、何をどう間違えたのか分からないけれど、1センチほど向こう側から外へ出てきてしまった。
皮膚と静脈を縫いつけているような状態‥‥‥。
若い看護師さま(ほとんどウチの高校生と変わらないくらいか?)は「アァー!」と叫ぶ。
私は驚きのあまり、痛みを忘れ(本当はすごい痛い)しばし呆然。
看護師さま、あたふたしつつ、とりあえず注射針を抜き、痛いですか、痛いですか、痛いですか、と繰り返す。
はははー、痛いに決まってるだろー!
だが呆然状態が続いたため言葉にならず、ただ頷くのみの可愛そうな男である。
さらに可愛そうなことに、左腕の止血処理がやっと終わった後、結局まだ血を採ってないということで、右腕にもう一度針を打たれる始末であった。

まぁそんなわけでプロなわけなのだけれど、未だに注射は嫌だ、痛いの嫌だ。
今年から図書館で一緒に働いているおねーさんは何といってもうちの生徒大好きでよく出来た方。
例年予防接種は受けていないだけど、今年は受けたという。
「大事な生徒さんたちにインフルうつしちゃ大変だからね」と微笑みつつおっしゃる。

その通り!
それ、まさに私が今言おうとしていたことです(汗)!
あちこちでいろんな菌をもらってくる生徒からうつされちゃ困るから、なんてことは微塵も思っていませんからねー。
そうそう、すべては大事な生徒のためである!

斜めから疑いの眼差しを向ける生徒はこの際無視しよう。

2011年10月11日 (火)

どういったご関係で?

スマイルくんたちに仲間が増えた。
増えたのは良いのだが、問題が発生。
忌々しき事態である。(?)

とりあえずご覧あれ。

20111011

かわいい白いちびくまちゃん、どう見ても女の子。
さてさて、スマイルくんたちとの関係はいかがでしょう?
以下女子高生+1の妄想会話(一部脚色あり)。

「よかったねー、ちびくまくん、妹ができたよ」
「違うわよ、こっちの方が体大きいじゃん、お姉ちゃんでしょー」
「えー、でもやっぱり後から生まれてきたら妹でしょ」
「いや、歳の離れたお姉さんが海外留学から帰ってきたということではいかが?」
「あるいはちびくまくんと幼馴染の、隣の家のお姉さんということで‥‥‥」
「いいなずけだったりしてぇ」
「きゃぁー」

きゃぁー、とは何なんだ?
いやいや、ちょっと待った。
よく見るとこの女の子、着ているセーターがスマイルくんと色違いでよく似てるじゃないか!
もしやペアルック?
ま、まさかスマイルくん、加藤茶状態ではあるまいな?
きゃぁー。

諸説相乱れ飛びかっておりますが、あまり妄想たくましくすると問題が大きくなりそうなので曖昧なままにしておきましょうか。
ということで、ピンクちゃんもよろしく。
(また安易な‥‥‥)

2011年10月 4日 (火)

絵で選んでいいんです

もともと図書の紹介をするはずのブログだったんじゃないですか、全然そんな話出ないじゃないですか、手抜いてるんじゃないんですか?
どうも最近そういう苦情、あるいは「いじり」をしてくる生徒(と先生)が後を絶たない。
そうです、手を抜いているんですと白状してしまいたいのだがそうもいかないので、ちょっと本の話題を(といってもたいして変わらない気もするが)。

先日中学生が何やらうるさくしてるなぁと思ったら、ライトノベルズの表紙イラストの話で盛り上がっておった。
少年陰陽師の絵はいいねーとか、いやいやハルヒでしょーとか。
ちゃんとイラストレーターの名前を知っている者もいて、黒星紅星はどうのこうの、岸田メルはどうのこうの、とか。
まぁライトノベルズはイラスト込みで何ぼのものっていうのは何となく分かるけどね。
それでも驚くのはこんな会話。

「『黄昏色の詠使い』のイラストも竹岡美穂だよー、読んでみー!」
「あ、読む読む、絶対読む!」

へ?
イラストの好みで読む小説を選ぶのか?
話が逆じゃないのか、それはアリなのか?

「そんなのあたりまえです、先生!」
「本はイラストで選ぶに決まっているじゃないですか!」

そ、そうなんですか?
決まってたんですかぁ?
生徒は胸を張ってきっぱりと断言するのだが、イラストがいいから本を読むという関連性はやはり解釈困難である。

しかしそんな司書教諭に高3生はつっこみを入れる。
「でもそーいう先生だって中村佑介が好きで画集まで買ってるじゃないですか」
「‥‥‥‥‥‥」
おっしゃるとおりでした。
考えてみると、私もけっこう表紙で面白そうだとか思っちゃったりしていました。

最近の流行りのイラストレーターというと、カスヤナガトと中村佑介の両氏でしょうか。
カスヤナガトの本をちょっとピックアップするとこんな感じ。

20111004_01 

あー、あの絵かぁ、と思う方々も多いでしょうね。
一番のヒットと言えば『神様のカルテ』なんでしょうけど、1巻も2巻もずっと貸出中なんで写真は撮れんなー。
『植物図鑑』があったのも、タイミングよかったという感じじゃ。

で、先ほど話に出た中村佑介はこんな感じ。 

20111004_02 

これもまたご存じの方が多いのかと。
こちらも最近の大ヒット作『謎解きはディナーのあとで』が貸出中で予約も何人も入っている状態につき、写真は撮れず。
まぁそれでも皆さん、想像はつくでせう。

それにしても、お気づきかもしれませんが、二人の作風は良く似てますな。
巷でも「区別がつかない」とか「同じ人が描いていると思った」とか言われているけど。
確かに似ているのだけれど、個人的に中村佑介がお気に入りなので、画集も購入したし、新作の表紙が彼のイラストだと、うーん、読んじゃいますねー。
おっと、断わっておくけれど、画集を購入したのは売れ筋で評判も高い画集であるからであり、個人的な趣味とは関係ありませんから!お間違えなきよう。
ということで、何はともあれ中学生のことをとやかく言うことはできないことに気づくのであった。
ちなみに中村佑介の画集はこちら。  

20111004_03 

イラストだけの話ではなくて、本の装丁というのはとても芸術性が高く、奥が深い。
視覚はもちろんのこと、手触りや匂いに至るまで、六感に訴えかけてくる力の何と強いことか!

ということで生徒諸君、絵を見て本を選ぶこと、許可します!
(そんなの許可が必要なことじゃないでしょ!と怒鳴られそうだけど)
ちなみに今回紹介した、両氏のイラストを表紙にした何冊かの本ですが、中身も面白いのでご一読あれ!

2011年9月28日 (水)

悪だくみはほどほどに

白亜祭が終わったばかりなのだけれど、10月に入るとすぐに修学旅行ラッシュとなる。
中3は関西へ、高2は北九州へ。
今日も高2が図書事務室で修学旅行トークをしていたが、何やら悪だくみを考えているようである。
悪だくみと言っても、テロを起こそうとか現金輸送車を襲おうとかいうわけではないようだが(それはちょっと困る)。
そんな大それたことではない、せいぜい長崎でちゃんぽんを食い逃げしようとか、グラバー園のハートストーンを剥がして持ち帰ろうとか、それくらい(ウソです)。
いえ、本当は実害のないタワイもないことなのだけれど。

しかしたいしたことでなくとも、教員の前で平気でそういう話をするのはいかがなものかと。
もっとも司書教諭を教員として見ていない節がコヤツらには見られるが。
許せん!
教員としては放ってはおけない。

「君たち、そーゆーことをやってはいかーん!」
「えーそんなことしませんよー、冗談に決まってるじゃないですかぁー!」

‥‥‥やるな。
絶対やるな、コヤツらは。
とりあえず担任にチクッておこう。

もっとも教員の側もそんなことは百も承知なんだけどね。
まぁ生徒は楽しんでもらえばいいのだけれど、教員、特に担任の先生など修学旅行は苦労が絶えないのである。
口を酸っぱくして時間厳守と言っても遅れてくる生徒がいるし。
(次発新幹線により後追い)
ともすればフラフラ別の場所に行っていまうような生徒がいたりして。
(教員捜索隊出動)
何時になっても寝ないで騒ぐ生徒もあちこちで出現するし。
(教員怒鳴りこみ隊出動)

まぁ何のハプニングもなく終わってしまうというのも、面白くないと言えば面白くないのだけれど。
などと言うと引率の先生方に怒られるのでやめておこう‥‥。
とにかく生徒諸君、教員に苦労をかけぬよう心得て楽しんでくるように!

2011年9月21日 (水)

祭り反省(やや真面目)

白亜祭も無事終わり、振替休日です。
そしてすごい台風が日本列島縦断中です。

振替休日というのは平日に休めるので嬉しいのだけれど、今日は通常授業日であっても台風の接近により臨時休校になったはず、逆に何かすごく損しているような感じがしてしまうのは私だけではないだろうな。
加えて、他の学校が休みでない今日だったらおそらくガラガラだろうとディズニーランド行楽計画を立てていた生徒諸君、君たちの絶望感は想像するに余りある。
大雨を恨みつつ、我が身の不幸を恨みつつ、勉強に精を出してくれたまえ。
(もっともこの嵐の中、しっかり行った強者もきっといるだろうけど)

それにしてもこの台風、白亜祭の当日にぶつからなくてよかった。
大勢のお客さんが来てくれて、特に中庭はファイナルパーティーまでずっと盛り上がっていたので、これが中止になったりすると目も当てられない。
(この台風だったら白亜祭自体中止だろうけど)
KARA(もどき)やらAKB48(もどき)やら、女子校生というものは本当に歌ったり踊ったりが大好きである。

しかし残念(?)なのは、ほかにも「~もどき」が何グル―プもいたのだけれど、曲を聞いても誰の何という曲なのか、KARAとAKB以外は全く分からないこと。
何てこったい!
けっこうJpopには強いはずだったのだが(歳の割にはだけど)、寄る年波には勝てず、分からん分からん。
ちょっと悔しい。
しかしそんなことをちょっと生徒に言ってみるとシラーっとした表情。
「むしろあれを全部知っていたら、そっちの方が気持ち悪いです!」
なるほど。
そうとも言えるな。

とはいえ、それがわからないと、「ひびコレ!」に写真を載せても、これは誰それの「もどき」です、という説明が書けないのだ。
たとえばオープニングパーティーでケミカルライトを使ったダンスパフォーマンスがあったが(「ひびコレ!」参照)、あれが何をコピーしたものなのか、未だに分からん。
近くにいた先生たちにちょっと聞いたけど誰も分かっていない。
もしかして、オリジナルなのかしらん。
とすれば、なかなかナイスですけどね。
ということで、写真にも具体的な説明はつけなかったりしたわけである‥‥‥。
誰かご存じの方、教えてください。

さて、図書館は白亜祭中は閉館でした。
図書館を見学したいというお客さんがいたらしいのだけれど、なにぶん人手不足なもので、申し訳ございません。
広報の仕事とか、何もしなくていいなら図書館開けておいてもいいんですけどねー。
来年はそうしてもらおうかしらん(絶対その方が楽だし)。
とにかく、ご希望に添えなかった皆さん、この場を借りてお詫び申し上げます。
また説明会などでご来館ください!

生徒諸君も明日からは通常の日々となります。
ゆっくり本でも読みませう!

2011年9月14日 (水)

仲良し‥‥すぎる!

実は夏休み中に卒業生からぬいぐるみをもらった。
スマイルくん親子だけでは淋しかろうということだが、よく聞いてみると、何年も前に人からもらったけどずっと仕舞い込んでいたものらしい。
それって、捨てるに捨てられないから持ってきて贈呈しますなどという、かなり自分勝手なやりようではないか、と憤慨しつつも、貰えるものなら何でも貰ってしまうという貧乏性、もとい、人生哲学を実践し、ありがたく頂戴しておく。

ということで、早速スマイルくん親子の隣に座らせてみる‥‥‥。
20110913a  
うーん、いかがなものでせうか‥‥‥?
この新入り二人、ご覧の通りドナルドとデイジーなわけだけど、ちょっと仲良し‥‥‥すぎませんかね?
離そうと思っても離せない、最初から結びつけてあるんですね、これ。
もうー、ベタベタです。
これは思春期を迎えようとするチビくま君(まだ思春期ではないかもしれませんが)にも、悪影響を与えるでありましょう。

「ねえ、お父さん、お隣の二人はなんだか仲いいねー」
「チビくん、世の中には見ていいものと良くないものがあるのだよ、あれは見てはいかん」
「でも何か気になるんだよー」
「いかーん、見てはいかーん!」

おそらくこのような会話が行われているに違いないので、配置を変えてみたりして。
20110913b  

後ろの木製サインの上に二人を座らせてみました。
チビくまくんの視界には入らないような教育的配慮であります。
どうだ、スマイルくんもほっとしただろう!
まぁでも、なんか変ですね、この配置。
だいたい、ぬいぐるみの性格が違うので、並べておくのもどんなものやら。
それでも、そのうち落ち着くところに落ち着くでしょう‥‥‥。

ということで、ドナルドとデイジーもよろしく。
くれぐれも、いちゃいちゃするなー、とか言って意地悪などしないように!

ところで白亜祭も近づき、学校は何となく慌ただしさが漂っている。
図書館にも、あれをくれ、それを貸せ、といった要求をつきつけてくる者が増えた。

「先生、古新聞ください、くれないと外に置いてあるヤツ、持っていっちゃいますよ!」
これだ‥‥‥。
ふざけて言っているのは分かってはいるが、腹がたつ!
けれどもいろいろ言うのも面倒なので、どっさりと渡して、早く帰れーと厄介払いをする。

「先生、カウンターに置いてある呼び鈴、白亜祭当日に貸してください!」
「何に使うの?」
「おばけ屋敷です!」
おばけ屋敷に呼び鈴?
一応説明を受けたが何だかよく分からないので、実際に行ってみて確かめるしかないかしらん。
貸してあげるけど、壊さんでくれ‥‥‥。

「センセーセンセー、ちょっとたいへんなんです、みどりいろぬっていたんですけどうまくぬれなくてむらがいっぱいできてしまって、まかせてもらってやっているんですけどうまくできなくて、もうぬっていたんじゃだめなんで、とにかくたいへんなんです」
「‥‥‥で、何が言いたい?」
「みどりいろのがようしください、いっぱい」
こういう訳の分からん要求は、一言「知らん!」で断ってもよいのだが、いかんせん司書教諭は親切で優しい人格者であるので、どーんといっぱいの緑紙を持っていかせたのであった。
ちなみに彼女からは先日、妖怪饅頭をもらったわけだが、それとこれとは関係がにゃいので邪推せぬこと!

まぁ協力できることはしますけど、常識をわきまえつつ要求したまえ!
白亜祭まであと三日!

2011年9月 7日 (水)

ありがとうございます。

二学期です。
お久しぶりです。
夏休み中も何かと仕事は続いていたので二学期が始まったからといって改めて感慨に耽るということもないのだけれど、何が違うって、とにかく生徒がうるさい。
あぁ、また始まってしまったのですねぇ。
この喧騒と忍耐の日々‥‥。

まぁそれはそうと、生徒諸君、早速何やかやとお土産を持ってきていただき、どうもありがとうです。
菓子類をちょこっと、というのがほとんどだけど、たまにどーんと箱で持ってきてくれたりして。
笑えたのは、ゲゲゲの女房などでブレイクした、あの鳥取県の境港に遊びに行った生徒がもってきてくれた「妖怪饅頭」。
最初見た時は、なんじゃこりゃ、新聞でくるんであるじゃん!と不審に思ったのだけれど、あらびっくり、くるんである新聞はこのお菓子の箱を包むためにデザインされた「妖怪新聞」!
おもしろい。
写真をアップしておこう!

20110907

饅頭も、鬼太郎をはじめ目玉おやじやねずみ男もいるぞ。
すばらしい!

これだけ宣伝したのだから、きっとこのメーカーからそのうちどさっと妖怪饅頭が送られてくるに違いない。
今から楽しみである。
(このブログを見てくれているとは到底思えんが‥‥)
ちなみにこのメーカー、「寺子屋ウェーブ」という会社らしい。
名前も実にナイスである。

もちろん何度も言っているのだけれど、お土産をもらったからといって生徒をえこひいきする、なんてことは公明正大・清廉潔白な司書教諭にはありえない(たぶん)。

実はお土産閻魔帳(えんまちょう)というのがあって、お土産の量や質によりそれを5段階評定して記録してある、なんてこともあるわけない(たぶん)。

でもって、その評価によって司書教諭の態度が5段階に変化し、評価5の生徒には図書事務室に入った途端コーヒーが出る、なんてこともにゃい(‥‥たぶん)。

まぁ、ないんだけどうまいものはうまいな。
どうもありがとうございます。

しかしそれと同時に、ブログを更新していないことを非難する者が多くて困る。
生徒だけでなく、いろいろな方面からプレッシャーを受け、焦る司書教諭。
久しく更新していなかったので、うまくいけばこのままばっくれてしまっても大丈夫じゃないか、と密かに考えていたのだが。
いわゆる自然消滅というヤツだな。
まぁでもやはりだめなようで‥‥。
脅迫にも似たプレッシャーに負け、もとい、熱きご期待に応え、続けさせていただきます。

とりあえずは17・18日に迫っている白亜祭、みなさん頑張りましょう!

2011年8月 6日 (土)

やっと夏休み?

数日間インターネットを使えない環境にあり、久々のメールチェックが嗚呼怖ろしや‥‥‥。
案の定溜まっておりましたよ、メールが何十通も(大泣)。

とにかく来週から学校は閉鎖され身動きとれなくなるので、広告の仕事も追い込みでございます。
とりあえずその前に、急ぎのものは片付けておかないといけない。
どうしましょうか、ほんとに。

先日も急きょ、夏休み中にも関わらず生徒に登校してもらって広告用の撮影を実施。
暑い中、モデルの生徒もがんばってくれました。
「先生、私も撮ってぇー!」と通りがかった生徒が言う。
まぁまぁ、またの機会に‥‥‥。
「先生、男じゃダメかい?」と通りがかった清掃のおっちゃんが言う。
いゃぁ、またの機会に‥‥‥(ないんじゃないかなーと思うけど)。

懸案だった朝日小学生新聞の連続特枠のイラストも、急きょお願いした生徒が どうにかギリギリ間に合わせてくれました!
明日から掲載が始まる、というその前日に最後のイラストを送ってドタバタと校正する始末。
とにかく紙面に穴を開けずに済んだので、良しとしよう!

図書館の方は、貸出日に開けておくとクラブ活動で登校している生徒がちょろちょろやってくるので、それなりに貸出がある。
まぁそれも、しばらくはお休みとなります。
次回の貸出日をお待ちください。

さて、全校休校日に入っても、おそらくメールチェックはしなきゃいけないし、ネットがあるとずっと休んでなどいられないとは思うのだけれど、そういうことですので広告会社の皆様、よろしくお願いします!
このブログもしばらくお休みですね。
皆さん、楽しい夏休みをお送りくだされ。
受験生の皆さんは、勉強もがんばりましょう!!

2011年7月25日 (月)

夏休み来るも‥‥。

ちょっとちょっとちょっと、全然更新してないじゃないですか!
夏休み前の浮ついた気分の生徒たちに突っつかれ、さらに「先生ちゃんと仕事しなきゃだめですよ」などと駄目を押され、あー腹立つ。
夏休み前で生徒は楽しくて仕方ないんだろうけど、こっちは最後の追い込みで四苦八苦。

図書の方は夏休み前にどっと借りていく生徒がどっとやってきてバタバタだし。
返却ポストはまるで舌をべろーっと出しているかのように、口からはみ出すほど一気にたくさん返却されてくるし。
こんな大量の返却本は初めてではないだろうか?

さらに広告の仕事。
広告会社は、学校相手だと夏休み中は仕事が進まなくなるんでその前に原稿上げちゃおうとする。
よって同時にすごい数の仕事が進行することになっちゃったりするわけだこれが!
いやぁ、まいった。
(以上、更新遅れの言い訳であった)

そんな中でも懸案だったのは、朝日小学生新聞の6日連続特枠の原稿。
8月の頭に6日間連続で、皆さんご存知のあの小学生新聞に小さな枠だけれど、広告が載ります。
ただの広告ではなくて、ちょっと企画性のある記事を載せるということで、どんなことをしようかずっと悩んでおった。
けれども、忙しさにかまけて後回しに。
ぎりぎりになって、「共立第二今日の川柳」をテーマにすることを思いつく。
なんですか、それ? と首をひねる向きもあろうが、要するにちょっとだけクスッと笑えるような、それでいて学校をアピールするような川柳を6日連続で掲載するのだ。
川柳だけじゃ何なんで、イラストも同時に載せることにするのだ。
なかなかいいアイデアじゃないか(自画自賛)!
やったぞ司書教諭(過剰自画自賛)!

ところが甘かった。
そんな都合よく川柳など思いつかんわ。
しかも6日間分。
まずい、時間がない‥‥。
というわけで、ババババッと冷や汗かきながらとにかく6句、書くだけ書いた。
イラストは生徒に描いてもらおうということで、図書委員かつ漫画研究部員に依頼。
どうにか快諾(?)を得る。

とりあえず作った川柳を見せ、川柳の内容に沿った内容でイラストをお願いする。
それでもやはり6枚は厳しいようだ。
すると、この生徒の友達であるペンギンが横から口を出してくる。
「この川柳、先生作ったんですかー、先生、センスないですねー」バタバタ。

こーのぉーー(怒怒怒)!!!

わなわなと握る拳を震わせながら、暴力教師になってはいかんので必死に我慢する。
ペンギンごときに駄目出しされるとは思わんかった。
するとこのペンギン、私もイラスト半分描きまーす、などと言う。
まぁPOPカードなどもけっこう上手いのでじゃあやってみー、と怒りをおさえつつペンギンにも半分の3枚を依頼。

と、ところが夏休み直前にまたペンギンがやってきて、「先生ーやっぱり描けませーん」とか言う。

あーのーなぁーーー(弩怒弩怒弩怒)!

こやつ、人を怒らせることを趣味にしているのと違うか?
こっちは暴力教師寸前の状態である。

まぁそれでもイラストの上手な別の生徒にちゃんとお願いするから許せというので、仏の司書教諭は広い心で許すのであった。
お二人さん、いいイラストお願いします。

ということで、朝日小学生新聞を購読されている方は、ぜひ一面に掲載されるこの企画、ご注目ください。
ちょっとだけニヤッとしていただけると嬉しいのですが。
つまらないぞ、と思った方は、司書教諭のごとく(?)、海のような広い心でお許しください。