2011年4月29日 (金)

人選ミスか!

最初に言っておくけど、今日は(今日も)愚痴である。

世の中はゴールデンウィークに突入しているらしい。
しかしどうもそんな気にはなれん。
パンフレットも撮影や取材が終わりちょっと一息、というところだけれど、単に一つ終わったということであり。
特に急がなければいけないのは公式ホームページの全面リニューアル。
せっかく制服も変わったのに、写真もイラストも旧制服着てる生徒ばかりだし。
今のHPになってからだいぶ経つので、かなりデザインが崩れてきてるし。
できれば4月には変更したかったのだけれど、バタバタでとても無理。
どうにかゴールデンウィーク明けには……と思っているけれど、それもどうなるやら。

だいたいこのご時世、ホームページの作成なんて外注でしょう?
学園側も外注で、って言ってたはず。
それがどこで話が止まっているのか、依頼したのに梨の礫(なしのつぶて、です)。
もう待ってられないので作っちゃいますけど。
言わせてもらうけど、素人が作るのって、めっちゃ大変なのだ。
業者なら担当者が何人も寄ってたかって作ってくれるんだろうけど、こっちは一人だし。
Flashムービーとか、もう作り方忘れたわい。

おっと、いかんいかん。
あまり文句言っているとお叱りを受けるのでやめておこう。
文句言わずに作るのでボーナスください!(くれんだろうな。)

それにパンフレットは一段落だけど取材や撮影は次から次へとやってくる。
先日も一つ取材があって、この取材は去年も生徒会役員にお願いしたので今年も……。
ただし、制服が変わったので高1の役員3名に……。
と決めたのはよかったけれど、メンバーを見てちょっと不安がよぎる。
大丈夫か、このメンバーで?

憂慮しつつ取材の当日彼女たちが出してきた事前アンケートを見て、不安的中のため息が……。
学校で一番のおすすめの場所に、「図書館」とか書いてるし。
もう一人も「図書館」とか書いてるし!
君たち……ほとんど図書館来てないだろー!
ちゃんとした取材なのに担当教員にゴマすっててどうする!
こっちには将来の夢に「司書教諭」とか書いてるじゃないか!
……完全にふざけてるな、こやつらは。

撮影中もうるさいうるさい。
ずっとハイテンションだし。
黙ってやれ! と言ったって黙らんよな、君らは。
ムカついたので、某生徒の額の真中にでかでかと育ったにきびを見つけてからかってやったのだが、先生だってここにあるじゃんとか言って顎を指でぐりぐりしてくる。
それはただのでかいホクロだ、触るな!
そう言えばその額のにきびの位置は、以前私が図書の返却印をふざけて押してしまった場所ではないか?
そのにきび、たぶん呪いだな。
返却印の呪いと知れ!

まぁとりあえず取材は終わり、ライターやカメラマンには「うるさくってスンマセン」と謝っておいたが、お二人は「いえいえ、元気でいいですねぇー(にこにこ)」と言ってくれた。
「そうでしょー!」
まともに取るな! あんなんで他に何て言えるんだ! 社交辞令を知れ!

いかん、また生徒レベルの物言いになってしまった。
とにかく生徒の皆さん、これからも取材などお願いすると思いますが、どうかちゃんとやってくださいねー。
本気のお願いでございます。

2011年4月24日 (日)

要資格とします。

4月は例年バタバタ忙しいので覚悟はしていたけれど、社会的にもバタバタであるという要因が加わり、とにかく延々とバッタバッタである。
ブログなどは後回しだ、チェックされるまでは放っておこうと思っていたら、遊びに来た卒業生にチェックされてしまった。
鬼!

それでもどうにか学校案内パンフレットの方は全ての撮影が終了し、ちょっと一段落。
晴れ女改め風女と改名させていただいた制作会社の担当者様も最後は本領発揮(?)なのか、最後の撮影日はまぁまぁ良い天気(風は相変わらず強いが)。
枝垂れ桜も満開、良かった良かった。
しかし、なぜか撮影のある日には大きな地震が起こる。
東北で震度5~6の地震、最後の撮影日もあったし前回の撮影日もあった。
晴れ女改名風女、だけでなく、地震女であったのか!
風を呼び地を震わす……なんか、すごいぞ。
天変地異女と呼ばせていただこう。

図書館の方はやっと普段通りの動きになってきたところ。
しかし引っ越してからはや4カ月近く経とうとしているのに、未だにこの広さには慣れない……。
館内もいろいろ手をいれたいところがあるのだけれど、時間も精神的余裕もなく、手が回らない。
どうしよどうしよ。

というような司書教諭の激しいテンパりぶりがやっと周囲にも理解されて来たようで、新たに図書事務の助っ人がやってきてくれた。
ありがたや。
フルタイムではないけれど、だいぶ助かるな。
しかしこのお姉さま(女性です)がせっかく仕事を覚えようとすると常連たちが邪魔をする。
カウンター業務を図書委員どもが勝手にやろうと占領する。
君たち、どきなさい、と言っても居座る。
そして、うるさい。
自分が自分がと言って我先にやろうとするから、カウンターは混乱する。
「何だー、これは返却したのかぁ、してないのかー?」
「返却しましたー」
「いえ、まだです!」
「えーい、どっちなんだー!!!」
わけが分からん。

ということなので、今後資格のない者はカウンター対応不可としたいと思います。
どんな資格かはこれから考えるけどね。

2011年4月12日 (火)

こんにちワン

おひさしブリ。
先月からの耐乏生活の中で唯一楽しかったのはやはりポポポポーンであった。
みなさんご存じの(たぶん)、あのACのコマーシャル。
もう随分話題になっていたので、今さらいろいろ言ってもしかたないけれど。
(周知のことと思うが、「おひさしブリ」などというブリは出てこない)
しかし、ろくすっぽ挨拶のできない息子に対しても非常に優れた教育ビデオに。
挨拶できないと楽しい仲間がポポポポーンにならんのだぞ!

だが生意気な息子はいろいろ言い返してくる。
なんで「こんにちワン」だけ動物の名前じゃなくて鳴き声なんだ!
「ありがとウサギ」って、「ありがとう詐欺」じゃないか!
うるさい奴だ。
あのようなシンプルな作品に細かいことを言うものではにゃい!

それにしても、震災の影響でいろいろな仕事が溜まってしまっていたので、4月になった途端ちょっとパニックになってしまった。
昨年度末から大量の本が返却されぬまま残っていたし、納品された本もほったらかし状態だったし。
加えて広報の方も取材や撮影、打ち合わせなどどっと始まり、何か一週間ほどぼーっとして過ごしてしまった気がする。

一番バタバタしているのは学校案内のパンフレット作成。
今回制服が新しくなったこともあって、撮影が非常に難しいことになっている。
もっと早く写真の撮影をしたかったのに、震災があるし、肝心の桜は遅いし。
やっと撮れると思ったら、天候が……。
制作業者の担当者が「私は晴れ女です!」と高らかに宣言しておったのだが、「風女」の間違いではないかと思うほどの突風が吹いたり、いざ撮影しようと思ったら突然雷雨に襲われたり。
改名してもらわんといかんな!(名前ではなかったか?)

図書館はやっと今年度の貸出が始まって生徒も来るようになったが、一部の生徒はうるさいことを言ってくる。
震災により3月11日以降登校できなくなっていたので、今になって「ホワイトデー」を持ち出し、何かくれーと攻め立ててくる。
あきらめなさい。
ホワイトデーは延期ではなく中止である!

ホワイトデーと言えば、我が家の女性(一人しかいません)はクッキーの代わりにため息が出るような物を要求してきた。
確かにひどい物不足の状況、とは言え冷静に行動しなくちゃいけない時だったのだけれど……。
トイレットペーパーである。
しかもネットで探したキティーちゃん柄。
しかも箱単位でしか買えなかったので、12ロール入りを8つ、何と96ロール。
一週間もすればそれなりの商品を店で買えると言っても聞く耳もたないし(怖いし)。
買いましたよ、え~、買いました。
ということで、我が家ではこの先何カ月も、キティーちゃんとトイレでこんにちワンしなくてはならないのである。
(皆さん、買いだめはやめましょう!!)

どうでもいいけど、とにかく仕事も原発も早いとこ落ち着いて欲しいものである。
どうやら今年度も、相変わらずのグチグチ図書館になることが目に見えているな。
どうか愛想を尽かさず、お付き合いくだされ。
では、さよなライオン。

2011年3月18日 (金)

前向きに!!

ご無沙汰しておりました。
まずは、この度の大震災により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

そろそろ更新しなくては……と思っていた矢先、地震に襲われてしまいました。
その後は、とてもではありませんが時間的余裕も精神的余裕もなく、今に至ります。
ただ、昨日無事卒業式も挙行することができ、学校も少しは前向きにやっていかなきゃなぁと思いキーボードを叩いています。

ということで、今回は真面目な内容になります(たぶん)。

あの日の一部始終を記すのは避けますが、本当に長い一日でした。
ただし大きな被害があったわけではなく、交通機関がストップしたとはいえ、ライフラインも問題があったわけではありません。
学校にとって一番の問題は、保護者との連絡がなかなか取れないということだったと思います。
生徒にとっては、それはやはり不安なものです。
中にはやっと連絡がとれた途端、泣き出す生徒もいました。
連絡を取る方法は今までも考えられてきましたが、さらに熟考する必要がありますね。

さて図書館ですが、書架が倒れるということはありませんでしたが、本の落下は見られました。
しかし量はそれほどではなく、その後一人で片づけることができる程度でした。
後で分かったことですが、1階はそれくらいで済んだのですが、2階から4階の大学図書館の書庫の方はかなり多くの本が落下したとのこと。
特に上の階ほどひどく、4階などはすごかったようです。
どれほどひどかったかは、……ご想像におまかせします。

今回痛感したのは、耐震工事というのはやはり大切なのだということ。
移転の時は、書架が入っても「耐震工事まだだよー」などと工事のおっちゃんに言われ、まだなのかーとガックリしたりしたのだけれど、ちゃんと耐震してなかったらとんでもないことになっていたかもしれない。
おっちゃん、ガックリしてごめんなさい

いろいろな行事が中止になったりして生徒諸君もがっかりしていると思うのだけれど、長い時間の中では耐えなきゃいけない時も必ずあるものです。
人間万事塞翁が馬。
今回のことは必ず幸に転ずることと信じます。

今年度はここまで。
春休みは節電しつつ自己鍛錬の日々とすべし。
4月はまたおちゃらけたブログでお会いしましょう。

2011年3月 3日 (木)

花粉症がやってきた

今年の花粉はすごい、らしい。
私自身は花粉症持ちではないので正直なところあまりよくわからないのだけれど、家にいる某女性(何度も言うが一人しかいないのだけれど)はひどい花粉症持ち。
したがってその年の花粉が多いかどうかが、家庭の平穏の鍵となるのである。
今年は、大荒れである。

図書事務室に来る生徒にも、ひどいハナの持ち主がいる。
延々と洟をかんでいる。
室内にいる時間のうち、4分の3はビービービーである。
うーん、まぁ仕方ないと言えば仕方ないのだけれど、落ち着かんなぁ。

実は花粉症女性にはちょっとしたトラウマがある。
二年前の八王子駅。
マスクをした女性が慌てた様子で柱の陰に走っていったので何かと思ったら、マスクをはずして洟をかもうとしているらしい。
大変だなぁと思って何気なく見たら、その外したマスクの下から現れた小さな鼻には丸めたティッシュが詰め込まれていたのである、しかも両方(たぶん)。
ひぇ~、見てはいけないものを見てしまったぁ!
隠そうとはしていたみたいだけど、こんな人目につくようなところでやらんでくれぇー。
見ていません、見ていませんと言いながら(心の中で)逃げるように通り過ぎたのだが、綺麗な女性だっただけにショックは大きい。

それ以来、この時期にマスクをかけた女性を見ると、その下には丸めたティッシュが押しこまれているのでは、と疑うようになってしまった。
トラウマである。
もっとも全員というわけではないだろう。
しかし思うに、マスクをした女性の10人に3人はティッシュを詰めているな(根拠全くなし)。
だがそれはエチケットとして口にしてはいけないのである。

「ということで、きっと君はティッシュを詰めているのだろうけれど、それは指摘しないことにするよ」
「してるじゃん! っていうか詰めてません!」

しかしこんなことを書いていると、日本花粉症友の会からクレームがきてしまうかもしれない(そんな会があるのかどうか分からんけど)。
本校図書館はマスクをしていようがしていまいが、皆を温かく迎えておりますので悪しからず。

2011年2月24日 (木)

そこに主張はあるのか?

先生は砒素入りチョコを食べてヤバイことになっているのではないでしょうか、などと真剣に心配してくれた生徒は、……いないだろうなぁ。
とりあえず、無事ですけど。

では一体何をチョコに入れたと言ったのだろう?
あ、ちなみにこれは前回の後日譚です。
「ヒソ」の発音に近いものをいろいろ考えてみたところ、これは、というものがあった。
「ミソ」。
似てるでしょ?
ミソ入りチョコレート、あってもおかしくないですね(おかしいか?)。

とにかく話していた生徒に問いたださなくてはいかん。
しかし、その生徒があれ以来図書館に来ない。
さては危険を察知してどこぞに潜伏したか、などと腹を立てていたところ、実際にヒソ(ミソ?)を入れたその生徒の「お姉ちゃん」が図書館に遊びに(?)来た。
すぐに問いただしてみたが、何も入れてないと言い張る。

「ヒソなんて入れるわけないじゃない、そんなもの持ってないし。持ってたら入れるけど……」
「ははは、確かにそうだな……ん?」

さて、話は変わって昨日は中学校の主張大会。
ちょいと見に行こうと思っていたら来客あり、その後でせめて「ひびコレ」用に写真を撮ろうと思ってカメラを持って行ったところ、会場まで行ってからカメラの電池が切れていることが判明、結局何もできず。
個人的にはダメダメの主張大会であった。
(ということで今回の「ひびコレ」は某学年主任の協力を仰ぎました)

しかし聞いたところでは、かなり素晴らしい主張もあったとのこと。
プログラムを見ても今年はかなり社会派が多かったな。
ということで、今日図書館に来ていた中学生にクラスでどんな主張を発表したのか、確認することに。
君たちもきっと硬派な社会問題を論じたのであろうな。
言ってみなさい。

「『本当に2011年に世界は滅びるのか?』です!」
「…………あ、そう」

どうも火山の噴火で世界は滅びると予言する学者がテレビに出ていて影響されたらしい。
そりゃ最近火山も爆発したりはしているけどね。
そこに君の主張はあるのか?
それは学者の主張なのでは?
いかん、別の生徒に訊いてみよう。

「『本物の幸せとは何か』ということで……」
「…………あ、そう」

ここには社会派はおらんのかぁー!
(……おらんな、、、)

2011年2月15日 (火)

何が入っているのだ?

昨晩からの大雪で今日は休校か、などとウキウキしていた生徒もいるようだが、残念ながら(?)しっかり授業は行われたのであった。
しかし雪が積もると俄然元気になる生徒も多く、昼休みには中庭で雪合戦などやっている。
元気だ。
ひびコレにも載せておいたけど。
真似できないな。

一方図書事務室にはぬくぬくとまったりする生徒あり。
君たちも外で走り回ってきなさい、と言ってみるが「さむーい」とか「めんどー」とか言ってまったりしておる。
挙句の果てには「忙しいー」とか言いつつライトノベル読んでるし。
どこが忙しいんじゃい!

とは言え、今日は無下に怒れないのである。
昨日、バレンタインのチョコを貰ったばかりだし。
もちろん、いわゆる義理チェコ、ではなく今は友チョコと言うのか、それであるが。
それにしても、私がこんなもので態度が変わるような人間だと思っているのだろうか?
まぁ、思ってるんだろうな。

とりあえず持ってきてくれた方々、ありがとうございます。
しかし一つ気になることがある。
ちょっと用事をしていた時、持ってきてくれた某高校生が何やら友達と小声で話していた。
「それでね、お姉ちゃんがひそ入れてね……」
……ん?
ひそ?
何だそれ、ひそって、まさか砒素じゃないだろうな、それって猛毒じゃん!
「あ、じゃぁねー先生ー」
「ちょっと待てぇ!何が入ってるんじゃぁー!ヒソヒソとヒソの話してるなぁー」
逃げられた。
くだらないオヤジダジャレで喜んでいる場合ではにゃい。

おいおい冗談じゃないぞ、まさか本当に砒素入っているんじゃないだろうな?
いやいや、さすがにそんなことはないだろう、そりゃ殺人事件になるぞ、砒素なんてそうそう手に入るものでもないし。
でも砒素は入れなくても他のものが入っている可能性はどうだ?
腐った牛乳とか使ってないか?
チョコと見せかけて大量のワサビを固めてるんじゃないか?
どうしよどうしよ。

などということを放課後になって図書事務室まで来たのに何もくれなかった薄情者の生徒に話してみた。
「すごい被害妄想ですね。何か恨まれてる心当たりでもあるんですか?」

はははは……。
自慢ではないが、ある!

それにしても困った。
市販のままのキットカットや東京ディズニーランドのクッキー以外はみんな手作りだ。
これにはきっと何か入っているぞ!
もうすでに入っているとしか考えられない!
持ってきてくれた皆さん、申し訳ございません。

仕方ない、家に持ち帰ってオクサンに味見してもらってから食べよう。

(しかしこのブログはオクサンには絶対に見せられんな……)

2011年2月 9日 (水)

雪はご遠慮願いたいけど

いやぁ、中学入試も終わって、ちょっと一息です。
発表も無事済ませましたぁ。
もっとも高校の一般入試(2月12日)がまだ残っているのだけれど。
ちょっと心配なのは天気予報。
11日から12日にかけては、かなり雪が降るみたいで……。

何といってもここは八王子。
全く降らない年もあるけれど、いざ降るとかなり積もる場合もある。
もっとも、雪に弱いのはむしろ都心の方で、こちらは積もることを前提として準備しているので、降ったとしても対処できる……と思うんだけど。

ここに勤め始めた頃、入試当日に大雪になった時があったけれど、学校に来てみるとすでに大型のブルドーザーによって綺麗に雪かきされていた。
あれは本当におったまげた。
融雪剤の塩化カルシウムも大量に用意してあったし。
今回もすでに大型除雪機の手配もできているみたいですよ。

実は、この辺りでは雪が思い切り降るとだいたい2mくらいは積もるので、そうなると二階から出入りすることになるのだ。
だから付近の学校は、二階にも玄関を設けてある。
旧図書室などは半地下だったので、準備をしておかないと雪の重みで窓が破壊されて室内雪崩が発生し、図書が雪まみれになってしまう。
大雪が降りそうだという予報があれば、事前に窓に板を打ち付けて補強し、雪から守るのである。
嗚呼、恐ろしきは雪!
自然の猛威の前に、非力な人間は屈服させられるしかないのかぁ……。

……というのは、もちろん大ウソである。
雪国じゃないんだから、いくら降ったってそんなに積もるわけないでしょ。
(……たぶん)

まぁ、こういう書き方ばかりしているものだから、どうも最近、生徒からはウソツキ呼ばわりされているな。
しかし生徒諸君、よく聞きなさい、これは単なるウソではない、これは物語なのである。
ふぃっくしょん、なのである。
物語として読めば良いわけであり、そんなに目くじらを立ててはいけにゃい!

まぁそれはともかく、しっかり対処しますので、受験生の皆さんは落ち着いて来校してください!
交通障害など、何か不安があれば学校まで連絡してくださーい。
万全の準備をして待っています!

2011年2月 2日 (水)

入試終わるも仕事終わらず

今回は図書館ではなく入試についてのお話を。
何といっても中学入試真っ最中ですので。

何度も記しましたが、学校の公式ホームページの作成・管理をやっております。
最近の中学入試は合格発表をホームページ上で行うので、いきおいそれは管理人の仕事に。
昨年もこの時期に書いたかと思うのだけれど、これってかなり気を使う。
間違えて合格者ではなく受験者全員の番号を発表してしまった、という悪夢をよく見るという話も書いた気がする。
さらに。

「今回は充分時間もあったから、問題ないよなー」
「大丈夫です。完璧です!」
「じゃぁ発表しようかー」
「はい、アップしましたぁ」
「では確認を……、うん?」
「あー、参考のつもりで置いといた去年の合格発表アップしちまったぁ!」
「げえー」
「ひぇーーー」

……以上、妄想。
合格発表など一年に一度しかやらないので、次にやる時にはどんな書式でやったかだいたい忘れてしまう。
なので、次回の参考のために発表したページのファイルを残しておく。
この書式をコピーしてその年の発表ページを作成すると分かりやすい。
しかし、間違えてそのまま前年のファイルを出しちゃうなんてことも有りうるよなぁー、とビクビクしているのは事実である。
小心者と笑われるかもしれない。
だが敢えてカミングアウトさせてもらおう、おっしゃる通りである。
疲れるなぁ。

先ほど、2回AMの発表をアップ。
昨日からすでに5種類の入試合格をアップした。
だが特にキツイのは昨日、今日の両日行われる午後入試の発表で、これが午後9時。
この頃には何か頭がぼーっとしていたりして、何かとんでもないミスをするのではないかと不安がよぎるのである。
若い先生に丸投げしちまおう!

しかし、何だか分からんけど遅くなればなるほど皆さんテンション高くなるんだな、これが。
まぁ入試の話だし、あまり浮ついたことも書けないんだけど、夜になると校長も教務主任もやたらとハイで陽気だ。
さすがに一杯やった後は違うな(ウソですよ、もちろん)。
ずっと大車輪の活躍をしていた某教員も、今はアドレナリン出っ放しなので元気だけど帰ったら倒れますね、などと言っておる。
ユンケルの空きビン転がる職員室でハイテンションの教員はがんばっております。

まぁ勤めている教員が言ってもあまり説得力はないとは思うけれど、ウチなど本当にお得な学校だと思うんですけどね。
共立女子大の系列校であることが大きなポイントで、先々のことを考えてもいろいろな面で恵まれているし。
環境はめちゃくちゃいいし。
放課後、校舎越しに夕暮れ時の茜色の空を見ていると、小さく幸せ感じちゃったりしますけど。
入試終わってからPRしても仕方ないですかね(笑)。
まぁ4月に入学する皆さんは、どうぞよろしく!

さて、最後の発表まで一時間余り。
とりあえずうっかりミスのないように気合を入れましょう。
大丈夫かなぁ……(小心者)。

2011年1月26日 (水)

勝ったどぉ!

突然「勝ったどぉ」などと言われ面食らった方々もあろうが、当然サッカーの話である。
以前記した通り、サッカー、好きです。
よって昨日(から今日にかけて)の日本vs韓国のアジアカップ準決勝は楽しませていただきました。
まぁ、サッカーに興味のない人にはよく分からんと思いますが。
すいませんが、たまには愚痴だけではなく、好きなこと書かせてくれぇ!

今回のザッケローニジャパンに関しては、実はさらに熱が入る要素がある。
全く個人的な話で恐縮ですが。

日韓ワールドカップの真っ最中、今の日産スタジアムに観戦に行こうと気合を入れて家を出たところ、対面のクリーニング屋のおっちゃんが「おー、横浜行くんかい!」と声をかけてきた。
聞けばこのおっちゃん、息子がかなりサッカーやっていたそうで、今はイタリアでサッカー選手の通訳をやっているという。
ということで話もはずんだのであるが、そのお兄ちゃんがデルピエロの通訳などで日本に帰ってきているとのこと。
で、その後その「お兄ちゃん」から我が息子はイタリアのナショナルユニフォームをいただいたりしたのだ(ありがたや)。
今は引っ越してしまったので、久しく会っていないのだけれど。

さて、今年ザッケローニ監督が来日した際、代表選手との顔合わせの時の通訳があまりひどいので話題にもなった。
で、急きょ新しい通訳を探すことになり、トリノで大黒選手の通訳をしていた日本人男性が選ばれた。
と、ここまで書けばお分かりかと思うが、このザッケローニ監督専属通訳があのお兄ちゃんである。
テレビでザッケローニ監督の横にいつも顔を見せる、ちょっと可愛いお兄ちゃんを覚えている方々も多いのではないか?

最初見た時は本当に驚いた。
「あぁあぁー、おい息子よ、あのお兄ちゃんだぞ、ユニフォームくれたお兄ちゃんだぞ!!」
「ふーん」
「ふーん、って、覚えてるだろ!」
「……覚えとらん」

がっっっかり。
お前なぁ、鶴だって恩返しするんだぞ、人の恩を忘れてどうする!
とは言え、3歳のころの話だし、まぁ仕方ないけど。

というわけで、個人的にはザッケローニジャパンの一員として、通訳のお兄ちゃんにもがんばってほしいのである。
たしか彼は14歳からイタリアのサッカー界に身を置いてきたんじゃないかな。
すごいなぁ……。
14歳って、中学2年生~3年生くらいだ。
うーん、うちの生徒を見ていると……なんかなぁ。

今日の昼休みのひとコマ。
「ほら図書委員、本片付けてこい。」
「えぇー」
「場所分かるだろ?」
「分かるけど面倒くさぁー」
「……。」

同じ14歳である。
(結局愚痴になってしまったような……)