2012年9月18日 (火)

白亜祭とブログに関する言い訳いろいろ

疲れました。
何でって、もちろん白亜祭で。
そりゃね、生徒会担当の先生方に比べればたいしたことはしてないですよ。
でも業者さんの取材を受けてご案内したり、あちこちに写真撮りに行ったり、老体にはキツイのだ。

そうそう、言っておきますけどね、中庭で踊る女子中高生をパチパチ撮影しているのは仕事だから!
いちいちちょっかいを出してこないように!
「先生ー、趣味ですかぁ?」
「そういえばブログにAKBがどうのこうの書いてあった!」
「やだー、キャー」

キャーとか言うな!
特に一部の中1の諸君、会うたびに戯れてこないように!
最近では顔を見ると「まったり先生ー」とか呼ぶようになってきたし。
「まったり」というのはあくまでもブログタイトルであって、司書教諭の人間性を語っているわけではありませんので。
気が抜けます、がっくりと。
まるでいつでものんびりたらたらとしているようじゃないか。
(その通りじゃん、などと言わないように)

まぁでも、ああいうステージに立ったりすると普段とは全く違う表情を見せる生徒が多いので、そういうのが発見できるのは新鮮ではある。
今回は白亜祭大賞も有志生徒のパフォーマンスだったしね。
よくできました!

というわけで撮った写真はその日のうちに編集して「ひびコレ!」に掲載。
加えて受験サイトの共立第二のコーナーに記事を書いて投稿。
学園報用に画像を選択してコメントを添えて送付。
なんか、終わってからの方がもっと大変じゃん!

ところがですね、初日の分の「ひびコレ!」でミスが発覚!
翌日職員室で某先生からご指摘を受ける。
その後生徒からも嘲笑とともに(多くの場合被害妄想であるが)、ネチネチと指摘される。
ゲスト出演してくれた共立女子大のフラダンスサークルを紹介する際、「フラダンス」を「フラメンコ」と書いてしまった!!
ひじょーに、マズイ!
「フラメンコ」とか言ったら西郷輝彦じゃないか!(古いなぁー)
いかんなぁ、フラダンスサークルの皆さんに怒られてしまうなぁ。
朝のうちに修正はしたけれど、行事の後はかなり見られているみたいだし、いったい何人の人に笑われたことであろう‥‥‥(泣)。
司書教諭、極めて激しく凹んでおります。

というのは嘘で、長くやっていると入力の打ち間違いなんていくらでもあるわけで、いちいち凹んでいたら身がもたないので、笑ってごまかすことにしている。
(司書教諭、開き直る)
でもフラダンスの皆さん、ごめんなさい。

ところで図書館には、文化祭に必要なものがあれこれと置いてあるので、準備の段階でいろいろなことを生徒が言ってくる。
図書館だからもちろん、各団体が発表につかう資料を探しに来るのは当たり前で、もちろん相談されて一緒に探します。
一つ見つかってよかったぁー、と思うとすぐ次が来たりして‥‥。
まぁでも、それだけじゃない。

「先生ー、古新聞くださーい」
「はいよー(倉庫からどっさり持ってきて)、サービスしていっぱいあげるねー」
「ありがとうございましたぁ、助かりました!」
(感謝されてはいるが実は古新聞の処分をしなくて済むので助かったのはむしろこちらの方なのであるがそれは言わないでおく)

「先生ー、ダンボールくださーい、足らなくなっちゃったんですー」
「仕方ないなぁー、ほらここにあるの持って行きな」
「外に取りにいかなきゃ駄目かと思ってましたー、助かりましたー」
(これも実は余分に溜まってしまい置き場所がなくて困っているダンボールを処分する面倒が省けて嬉しいのだがこれも言わないでおく)

まぁ慌ただしい一週間だったけれど、こういう非日常性も学校の楽しさでもあるわけで。
無事終わってよかったよかった。

そうそう、さっき入力の打ち間違いについて書いて思いだしたけれど、前回のブログについていろいろ聞かれてしまった。
「GJ」とか「マジレス」って何ですかー、だいたい「言いまつがい」って言葉自体間違ってるでしょー!
といった感じである。

とりあえず「GJ」は「good job(グッジョブ)」の略語。
良い仕事、またそういう仕事をした人への賛辞ですね。
わりとよく使うけれど、略語はネットスラングの一種かもしれないですね。
それと「マジレス」はジョーク的な書き込みに対して真面目に答えるもので、本来はちょっと揶揄が込められた言い方かな。
これもパソコン上の用語ですね。

何分これを書くのは夜中で頭ももうろうとしている場合が多く、前回は特に日本vsイラク戦(サッカーワールドカップ最終予選です)が終わり、スポーツニュースの梯子をしながら興奮した状態(でも頭は冴えず)で書いていたため、あまりよく考えず言葉を選択してしまったと思われます。
確かにあまり一般的な言葉じゃなかったですかね、ごめんなさい。

あと「言いまつがい」っていうのは、もちろん知っている人は知っているだろうけれど、糸井重里のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載されているコンテンツのひとつ。
一般の読者から投稿された恥ずかしい「言いまちがい」を「言いまつがい」と称して、皆で共有し楽しみましょうというもの。
書籍化もされていて、図書館にもあります!
リンクは張りませんが、興味のある方は検索してみてください。
というわけで、これをリスペクトして(?)タイトルに使わせていただいた次第です。

以上、長々と解説(と言い訳)してしまいましたが、何のことか分からんじゃないか!とお怒りの皆さん、本当に失礼しました。
衷心よりお詫び申し上げます!

まぁでも、普段からどうしたって一般的とは思えない内容なので、許してね。

2012年9月 4日 (火)

二学期はやはりやってきた

久しぶりに会った生徒がぽつり言う。
「もしかしたら永遠にやってこないんじゃないかなぁと心の片隅で期待していたのだけれど、やっぱり二学期始まっちゃいましたね」
君、二学期の開始早々、そんな後ろ向きでではいかんぞ、前を向きたまえ!
叱咤激励の司書教諭。
などと言いつつ、心の中では「確かにそうだよなぁー」と思っちゃってるんですけど。
いかん、いかん。

皆さん、たいへんご無沙汰してしまい失礼しました。
もっともブログは長々とお休みしておりましたが、司書教諭の仕事なんていうのはかなり事務職なわけで、休み中も本の納品はあるし貸出もあるし、長々と休んだ感じは全くしない。
広報の仕事について言うなら、学校が閉鎖されててもメールはどこでもチェックできるので、家にいても仕事ができてしまうという怖ろしい環境が構築されてしまっている。
なんかなぁー。
二学期始まっても、新たな出発という感じは全くしないのがちと淋しい‥‥‥。
まぁそれでも、まったりがんばってまいりますので、今学期もどうかお手柔らかにお付き合い願います!

生徒たちの方は相変わらず元気なもので、始まった途端によく喋るわ、よく動くわ。
君らのエネルギーは無尽蔵だな。
やはり発電に使え、発電に。
今年は去年のように電力不足はあまり話題になってないけれど、発電でもしないともったいないわ。
どなたか女子校生用タービンを発明して学校に設置してくれ。

しかしそうは言っても夏休みは長い。
一皮も二皮もべろりと剥けて生徒は成長したに違いない!
見よ、あそこでは一学期ではあまりパッとしなかった一人の生徒が友人と領土問題について熱く語っているではないか!

「ほら、君たちも社会問題について語り合ったらどうだ?」
近くでまったりと本を物色する生徒に言ってみる。
「でもアイツ、この前は、『土産』のこと『ドサン』とか言ってたけどねー」
「そうそう、『小豆』のこと『こまめ』とも言ってたよねー」
‥‥‥あ、そう。

二学期は正しい読み方で熱く語れるように成長してくれ。

というわけで、とにかく二学期もよろしく。
それとあちこち旅行に行った方、お土産ありがとうございました!
ちなみにこれは司書教諭の心からの感謝を言葉にしたものであって、暗に次の機会のお土産を請求しているというわけではないので、悪しからず。

ではでは。

2012年7月27日 (金)

夏休みはこれからだ!

いやぁ、いいもん見させてもらいました。
何って、そりゃあなた、オリンピックのサッカー、日本vsスペイン戦ですよ。
勝ち負けはともかく(いえ、もちろん勝った方がいいんですけど)、最後まで走りまくった姿に泣けました。
やっぱり一生懸命さというのは、何にも勝ると実感。

ということで、ひじょーにいい気持ちで今朝を迎えたわけで、爽やかに図書館も開けたわけなんだけれど、ふとブラウジングコーナーを見てみると、おいおい生徒同士でケンカしてるじゃん!
口げんかじゃないぞ、バシバシ手を出して、こりゃ格闘だ。
いかん、血の雨が降るぞ!!
やめてくれぃー!

と、思ったら何かやたら動きがロボット的だな。
何のことはない、どうやら少林寺拳法の組手をやっていたらしい。
なんだ、つまらない‥‥、いやいや、よかったよかった。

ケンカしていた、ではなく組手をしていた二人は今度は外に出ていって、さらに続けているようだ。
一緒にいた友達が弁解する。
「あの二人、少林寺拳法部なんですよ、気にしないでください、なかったものとしてください」
なるほど、クラブだったか。
「大丈夫です、問題ないです」
あ、そう。

いやいや、問題ないってこともないでしょ、図書館内で組手というのは問題でしょ。
ま、気づいて外に行ってくれたからいいんですけど。

というわけで、ゼミは今高3だけしかしてないのだけれど、クラブはけっこうやっているし、図書館にも入れ替わり立ち替わり生徒が入ってくる。
もちろん、受験勉強している高3もいるし、頑張ってほしいところ。
夏休みはこれから本番。
図書館もせいぜい使って下さい!
ただし館内でケンカはしないように!
(いえ、館外ならいくらでもしてくれ、というわけではないのですけど‥‥)

2012年7月24日 (火)

司書教諭、へこむ

夏休み直前です。
今日は自宅学習日なので生徒はほとんど来ないのだけれど、昨日などは延々と行列のできる図書館となって、てんやわんやであった。
さて、そんな中、驚愕の事実が発覚する。

前回、図書だよりを配ったり、カウンター前に掲示したりしているのに、夏休みの特別貸出ルールを生徒たちが分かっていないことを愚痴った。
何だかよく分かっていない生徒が意外と多い、と愚痴った。
しかしそれを読んだ生徒が、こんなことを言ってきた。

「先生、あれって、ここに出てた掲示に問題があったんじゃないの?」
「何で?」
「だって休みの一週間前までに借りる場合と、終業式以降に借りる場合のことは書いてあったけど、その間の最後の一週間に借りる場合はいつ返すか、書いてなかったもん」
「へ?」
「だからみんな、夏休み前一週間については、いつ返すか分からなくても不思議じゃないでしょ」
「またまたぁー」
「嘘じゃないですって、私は図書だより見て分かってたからいいけど、ここの掲示見た人は疑問だったと思いますよ」
「げげげ」

な、何ということか‥‥‥。
最も肝心なことを書き忘れていましたってか!
で、その掲示だけれど、特別ルール開始後は別の掲示に変えてしまっていたのだが、パソコンにデータが残っていたのですぐに確認。
‥‥おっしゃる通りでしたぁ!
生徒の多くが分かっていなかったのも納得である。
ショックぅ~ショック!である(古い‥‥)。

しかも、それを今の今まで誰も教えてくれんかった‥‥。
教えてくれたらすぐに訂正したのに‥‥(泣)。
図書委員はどーしたぁー!(おそらく誰も見ておらんな)
それもがっかりである。
「みんな大人だから、そんなこと、いちいち言ったりしないんですよ、書いてあることが間違っているってわけじゃないですし」
などと生徒に慰められる始末である。

へこんだ。
司書教諭、完全にへこんだ。
どれほどへこんでいるかと言えば、ついさっきまで事務室の片隅に行って背中を丸めてうずくまっていたのである。
_| ̄|〇
こんなだ。

1学期も終わりだというのに何とも残念なことで。
しかしそんなことはどうでもいいと言うかのように、生徒たちはバタバタやってきてごっそり借りていったわけであり。
生徒たちにとってはたいしたことではないんだな、きっと。
それほどへこむことはないぞ!

と思ったけれど、せっかくいろいろ考えたのに、それがどうでもいいくらいのことだったと認識したことで再びへこんだ。
とりあえず皆さん(掲示を見てよく分からなかった皆さん)、たいへん申し訳ございませんでした。
とにかく今後借りる本は夏休み明け返却なので、よろしく!

2012年7月18日 (水)

夏休みルールなんですけど

もうすぐ夏休み。
長い休暇になるので、図書館の貸し出しも特別ルールを設定。
そんなに難しい話ではない、終業式の一週間前から特別貸し出しとなり、夏休み明けまで、しかも5冊までOKとなる。
そのかわり一週間前までに借りた本は終業式の日までに返却する、というルール。
ちゃんと図書だよりにも書いて配付したし、カウンターの前にもデーンと掲示している。
あぁ、それなのに。

「先生、今日借りると夏休み明けまで借りられるんですか?」
「いやいや、今日だと終業式の日までに返してね、ということだね」
「えー、いつならいいんですか?」
「一週間前からでーす」
「え、じゃぁ今日の本は一週間前までに返さないといけないんですか」
「いやいやそうではなくて、終業式の日までだって」
「じゃぁ夏休み明けまで借りるには一週間前以降に借りないといけないってことですか?」
「えーと、そういうことです」
「なんだぁ、早く言ってくださいよー」
「だから、さっきから言ってんじゃん!!」

といった具合で、何だかよく分かっていない生徒が意外と多い。
あちこちに書いておいても、面倒だから読まずに来て説明聞けばいいや、という感じだな。
そりゃね、説明しますよ、やさしーく。
司書教諭、がんばってますよ。
ところがそんな風に大人の対応を心がけようとしていると次の客が来てこんなことを言う。

「えー、今日だと夏休み明けまで借りられないんですかー、ま、いいや、延滞して夏休み明けに返そ」

ごるぁーー! か~え~せ~!!!

腹立つわ。
まぁ確かにいつもより貸し出し期間が短いっていうのも、申し訳ないなとは思うのだけれど。
でも一応ルールはルール。
ちゃんと守ろう!
ちなみに司書教諭は今までに一度もルールを破ったことなど、にゃい!

 

 

 

すいません、嘘をついてしまいました。

2012年7月 9日 (月)

実は遊んでもらっている?

オープンキャンパス無事終了しました。
朝から小雨が降ったり止んだりでどうなるやらと心配だったけれど、外の企画も予定通り実施。
参加していただいた皆さん、楽しんでいただけましたかー?
至らぬ点も多々あったかと思いますが、生徒たちのがんばりも感じていただけたら幸いです。

わたしゃ「ひびコレ!」に即行で掲載すべく、始まる前から最後まで学校中撮影していたわけであり。
小雨降る中、畑やらゴルフ練習場やら、校舎の外も撮り回る。
校舎の上から下まで行ったり来たり。
当然、ぐったりですわ。
今さら言っても仕方ないんですけど、やっぱりウチの学校、広過ぎます。

それにしても、いろいろあちこち見て思ったのだけれど‥‥‥。
おもてなしをする側の在校生(や教員)の方が、遊んでもらっているかのような雰囲気ありませんかね?
まぁ、お客さんもちゃんと楽しんでもらえていれば、それもいいかな、とは思うのだけれど。
お客さんよりも楽しんじゃってませんでしたか?
ちょっと不安。

理科の「水風船でキャンドル作り」の教室では、こんなものを見つけた。

20120709

見本ということのようだけれど、これが見本というのはちょっとまずいんじゃないだろうか?
一応、ドラえもんかとは思うのだけれど(違うか?)。
うーん‥‥‥。
まぁ参加者の皆さんも、あぁこんなんでいいのか、と気楽にできるという利点はありかもしれんが。
「味がある絵」ということでお願いします。

写真同好会はバラ園前でお客さんを記念撮影、すぐに印刷してミニアルバムを作成しプレゼントする企画を実施。
できあがったミニアルバムをちょっと見てみたのだけれど、おいおい受付の係生徒たちも撮ってもらっているじゃん!
文化祭じゃないんだから、ちょっと控えろー!
とは言っても、まぁ仕事さえちゃんとしていれば、余裕のある時にちょいと楽しむくらいはいいと思うけどね。

「でも先生、こんなのもありますけど」
うん?
‥‥‥教員もしっかり、ポーズ付きでミニアルバムに収まっておりました。
「お見合い写真ですよ、お見合い写真!」
うーん、確かによく撮れているなぁ‥‥‥。
しかし残念ですが、この先生は既婚者ですので、お見合いすると犯罪者になる危険性があります。
本人はしたいかもしれませんが‥‥‥。

ところで図書事務室内では、その写真同好会が写真を印刷しアルバムを作成する作業に大わらわ。
盛況だったこともあり、引き渡し時間のギリギリまで作り続けておりました。
いやぁ、ご苦労様でした!

生徒A「先生疲れたぁ、ウーロン茶ありませんか、ウーロン茶!」
生徒B「だめでしょ、先生におねだりしちゃ!」
生徒A「でも、先生が生徒におねだりするよりはいいでしょ?」
生徒B「そっかぁ、確かにそうだね」

いえ、そこで納得してしまうのもどうかと思うんですけどね。
もっともウーロン茶くらいならおごってあげたいのですが、図書事務室にはありませんでしたので。
残念。
まぁ覚えていたら、いずれそのうち‥‥。

皆さん、お疲れさまでした!

2012年7月 6日 (金)

コラボはどうでしょ?

購入図書の装丁作業をする際に、ある本の帯を見て、たまげた。
それは鈴木光司の『エス』という小説で、そう聞いてもピンとこない人も多いかもしれないけれど、あの「貞子」シリーズの新作と言えばおわかりだろうか?
あの『リング』で日本を恐怖のどん底に陥れた(というのは言いすぎか?)貞子である。
テレビからズルズルと這い出てくる、あの貞子である。
今回の作品はその後発表されたシリーズの流れを汲むわけだけれど、「たまげた」というのはそのストーリーとはあまり関係がなく、あくまでも本の「帯」に書いてあったこと。
そこには、映画「貞子3D」公開記念“お前じゃない”キャンペーン実施中、S賞「貞子×ハローキティ」コラボぬいぐるみ、とある。

「貞子×ハローキティ」コラボ?

この衝撃的なミスマッチ感はいったい何ですか?
「貞子」と「キティちゃん」って、どこをどうすればコラボできるんだい?
しかもそのぬいぐるみって何?

とめどなく湧き出てくる怖いもの見たさに、ついついネットで調べてしまう。
すぐにそれは見つかったんだけれど、おー、確かに貞子とキティーちゃん、コラボっている!
しかも、何だか分からないけれど、ちょっと可愛いかも‥‥‥(あくまでも個人の感想です)。
髪の毛で顔が隠れてよく見えなかったりするけれど。

うーん、このぬいぐるみ、欲しいなぁ、応募してみようかしらん。
最近家族の増えていないスマイル君たちの新しい仲間にしてあげたい‥‥。
スマイル君、嫌がるかもしれないけれど。

しかしこれって、新作の映画上映時にグッズが売られているみたいなので、もしかしたらすでに皆知っているのかしらん?
ということで図書館に来ていた生徒に聞いてみる、知ってるか?
「知らなーい、でもキティちゃんって何でもコラボしちゃうからねー」
あ、そうなの?
「私牛タンとキティちゃんのコラボ、持ってます」
牛タン? 
どうもご当地コラボってやつで、牛タンコラボっていうのは仙台のグッズらしい。

まぁたしかにご当地何とかっていうのはよく聞くし、お土地柄いろいろ居てもいいとは思うのだけれど。
でもやっぱり、何で貞子?
何が凄いって、この両者を結びつけてしまう発想のセンスが凄いな。
見習いたいものだな。

他の生徒にも話してみる。
「先生、そんなに気に入ったなら共立第二とコラボさせればいいじゃない」
ほほー。
ちょっと考えてみる。
キティちゃんにウチの制服着てもらってご当地グッズにしようかしらん。
「でもなー、可愛いと思うけれど、きっと大金がかかるだろうな」
「違いますよー、コラボさせるなら貞子ってのはどうですか?」

おいおい、ふざけんなよー、と言いつつ、制服を着た貞子がズルズル校内を這いずり回る図を想像してしまい、もしかしたらそれもシュールでいいかも、などと思ってしまった自分が情けない。
やっぱりコラボするならキティちゃんでしょ。

そうそう、そう言えば共立第二にも「隠れキャラ」がいます。
けっこう、ゆるくて、可愛いです。
あまり公にはなっていませんけど、明日のオープンキャンパスに来てくれた受験生にはこの隠れキャラのグッズがプレゼントされる予定。
参加者の皆さん、乞うご期待!!

ちなみに貞子は這っていませんのでご安心ください(たぶん)。

2012年6月30日 (土)

宝塚ファンの急襲

定期考査間近というのに、生徒の殴り込みを‥‥‥ではなく、猛抗議を受けた。
何だ何だ?

「先生、AKBがウィーン少年合唱団を参考に組織されたとかって、あれ何なんですか!」
あ、そのこと。
この前ブログで確かにそれっぽいこと書いたけど、何をそんなに興奮しとる?

「AKBはですね、宝塚を真似してるんですよ!」
え、そうなの?
確かに自前の劇場を持って、チームに分かれて公演してたりはするな。
花組とか、月組とか、いろいろあった。

「それだけじゃないんですよ、劇団員一人ひとりにファンクラブがあって、自分たちの力でトップスターに育てていこうとするわけですよ、それってAKBも同じでしょ?」
「なるほど」
「宝塚にはスターシステムっていうのがあって、トップスターの下に明確に2番手、3番手というふうに番手が存在してるわけですよ、しかもその地位は変動していくわけです、これもAKBでしょ?」
「なるほど」

言われることが納得するようなことばかりだったので素直に「ほほー」と感心しておりました。
もっとも後でちょっと調べてみたら、確かに宝塚を見本にしているみたいな話は結構されているみたいだけど、秋元康氏が言ったというわけでもなく、それが事実という話ではないみたい。
ちなみにWSKを参考にしているのでは、という意見も他に見つけたけれど、それに対しては「一緒にするな!」というWSKファンの方々の批判が浴びせられていた。
いやぁ、うかつなことはやはり書かない方がいいですねぇ。
もっとも宝塚ファンから抗議を受けるとは思わなかったけど。

さて、興奮して抗議してきた生徒であるが「テスト前だぞ、落ち着け」となだめる(テスト前は関係ないけど)。
「ああいう大きい組織ってのは、だいたい同じような感じになるんじゃないの、細かいこと言わないで‥‥‥」
「細かいことじゃありません、重要なことです!」
司書教諭、たじたじである。

「だいたい先生、この前のブログで『人間的欠陥が垣間見れる』とか書いてありましたよ、あれって『ら抜き言葉』じゃないですか、駄目じゃないですか先生なのに!」
「細かいだろー、十分!」

最後の最後で「ら抜き言葉」の抗議になるとは夢にも思わんかった。
もっとも、ずっと読んでいる皆さまならとっくにご存じのこととは思いますが、このブログは正規の日本語文法通りの表記には必ずしもなっていないので(というよりもそっちの方がかなり多いかも)、その点ご容赦くださいませ。

2012年6月26日 (火)

特別公演ぐったり記

先日のウィーン少年合唱団特別公演。
今回は学園が主催で一般のお客様もご招待ということで、そうなると運営はほとんど教員が自ら行うわけで、いやぁ、大変でした。
校内案内を実施したり、相談ブースを出したりもするのだけれど、普通の学校説明会とはもちろん違うわけで。
個人的には準備の段階でチラシ作ったりプログラム作ったりで、すでに始まる前からぐったりだし。
というわけで、「ぐったり記」。

まぁそれでも、大勢のお客さんをお迎えして無事終了し、ほっと一安心。
天気も良く、公演の前にはバラ園の周りで子どもたちやらおばあちゃんたちやら、皆がいろいろ楽しんでいただいていたようで、本当によかったよかった。

そんな中、お客さんの数人から声をかけていただきました。
「あ、先生、ブログおもしろく読んでますー、」
ありゃありゃ、いやいや、これはこれは、どうもどうも。
そう言っていただけるとありがたいです‥‥‥。

でも、皆さん知らない方ばかりなのに、何で私のことが分かったのだろう?
こんなくだらないブログを書くくらいだから、そんな「くだらなさ」がきっと顔に出ているだろうと探してみたら、実際にくだらない顔を見つけた、ということなのか?
まぁ確かににじみ出ていることは否めないが‥‥‥。

あるいは以前、「人違いするなら向井理と間違えなさい」などという記述があったので、向井理くんと似た者を探したところ私を見つけたということなのだろうか?
(いえ、もちろん妄想ですけど)

それにしても、通常「ブログ読んでます」とか言われれば「嬉しいなぁ」と思うところなのだけれど、正直私の場合ちょっと違う。
そう言われると、「あぁ、申し訳ないですねぇ、こんなお恥ずかしいものを読んでいただいてしまって」と、もう~必要以上に恐縮してしまうのである。

特に「こんなことまで書いちゃっていいの、っていうことも書かれていて面白いですー」とか言われると、いつも冷や汗である。
ほとんど勢いだけで書いちゃってるけれど、ほぼ毎回、書いてから後悔しているし。
もっともその後悔が長く続かないというところに人間的欠陥が垣間見れるわけだが。
よく生徒には、そんなことなら書かなきゃいいでしょー、と呆れられるのだけれど、一方からは生徒の生の姿が出ていて面白いから続けろーと言われるし、あぁ八方ふさがりの司書教諭である(八方ほどの選択肢もないのですが)。
いろいろ考えるの面倒だから、きっと今後もあまり考えずにそのまま書いちゃうでしょうねぇ。
どうか怒らんで、広い心でお読みください。

ところで話はちょっと変わるけれど、ウィーン少年合唱団(Wiener Sängerknaben)は「WSK」と称されたりするようである。
最近、こういうアルファベット3文字の略語(しかも地域を表す文字含む)を見ると、つい「WSK48」とか言いたくなってしまうのは私だけだろうか?
AKBのウィーン地区姉妹グループ、もとい、姉弟グループ(?)、いや歴史から見ればAKBの方が兄妹グループか。
WSKも総勢は100名くらいで、ハイドン・モーツァルト・シューベルト・ブルックナーという四つのグループで公演を行っているとやら。
なるほど、チームH、チームM、チームS、チームBだな。
なんか、いろいろ共通点があるなぁ。
もしかしたら秋元康氏、WSKを真似して、いや失礼、参考にして、AKBの組織を考えたんじゃないの?
ちなみに今回の特別公演はチームSでした。
個人的に推しメンはDiegoくんです。
と言ってもほとんどの方は全然分からないでしょうね、実は同僚の某女性教員に似ているなぁと思ったりしているんですけど。
総選挙はないのかしらん‥‥‥。

あまりくだらないこと書いているとWSKファンの方に怒られてしまうのでもう止めます。
あくまでもWSKが先にありき、ですので、お許しください。

WSK万歳!

2012年6月12日 (火)

えーけーびーですか

最近はテレビをつけると猫も杓子もAKB、AKBと騒いでいて、なんかすごい。
女子校生たちもよく真似して踊ったりもするわけなんだけれど、こうなってくると当然アンチも出てくるわけで、先日も図書事務室に入ってきた生徒がAKBの悪口を言いまくっていた。
「人数多すぎてわけ分からんだろー!」
「女同士でベタベタしすぎ、気持ち悪ぅ!」
「オヤジに媚売ってんじゃないわよ!」

まぁ、言いたい放題ですな。
「でもこんなことAKB好きに訊かれたらただじゃ済まないよねー」
なるほど、だから教室で言わずにこんなところで悪口を言っているのか。
確かにこんなところに熱烈ファンはいないだろうなぁ。
はははは。
君、今度から図書事務室出入り禁止ね。
(あな、おそろしやぁ~)

というのは冗談ですけどね(ホントに)。
何を隠そう私、媚を売られたオヤジの一人なんで、ファンとは言わないまでも嫌いではない。
極めて私事で申し訳ないのだけれど、ウチの息子は音楽はクラシックしか聞かないという変わり者。
もういいトシなのに日本のポピュラー音楽(Jpop)にはぴくりともしない。
中学生にもなって女の子のアイドルに何の興味も示さないなんて、はっきり言って気持ち悪いぞ、ちゃんとした大人にはなれんぞ(あくまでも私の個人的見解ですが)。
ということで、親が率先してAKB48を息子と一緒に見るようにして刷り込みを図っているのである。
だからいつの間にかちょっと詳しくなってしまったのである。
(以上、公式言い訳)

「で、ホントはどうなんですか、実は大ファンじゃないんですか?」
上記のような言い訳を別の生徒にしたところ、ひどくつっこまれてしまった。
「いやいや、それほどでもない」
「この前の総選挙で発表された64人、全部知ってたりして?」
「ははは、そんなわけないでしょ」
「ちょっと、ほっとしました」
「半分以上は分かるけどね」
「十分じゃん!」

そして、さらなるつっこみが‥‥。
「先生、それってちょっと問題ですよ、生徒の名前覚えるよりよく知ってるじゃないですか!」
「な、なんてこと言うんだね君は、そんなはずないじゃないかぁ」
「だって、私の名前だってなかなか覚えなかったじゃないですか!」
「いやいや‥‥」
「まったく教師の風上にもおけな

 

(筆者の都合により今回ここで打ち切り)