突然ですが読者の皆さんに質問です。
「重い物体と軽い物体を同じ高さから落下させたとき、速く落ちるのはどちらでしょうか?」
先日高校1年生の物理基礎の授業で、重力加速度を測定する実験を行いました。
加速度とは「単位時間(1秒など)あたりの速度の変化量」を表します。カンタンに説明すると、加速度10メートル毎秒毎秒で運動する物体は、1秒ごとに10メートル毎秒ずつ速くなっていくということです。
そして、物体に加速度を与えるためには力を及ぼし続ける必要があります。つまり、物体を落下させたとき、重力を受けている物体は地球の中心に向かって加速していくことになります。
その加速度のことを重力加速度gといい、今回の実験はgを実験から導くことを目的としています。
前置きが長くなりましたが、実験は至って地m...簡単です!使うのは中学理科でお馴染みの記録タイマーです。テープを貼り付けたおもりを落下させ、そのときの運動の様子を、タイマーによって記録したテープから読み取るのです。
落下させるのは1kgのおもりと約200gのボールです。さてさて結果はどうなるか...

おや...?結果が変わらない?ということは物体が落下するときの運動は、質量によらないのか...?
気になる人は以下の動画をご覧ください![]()
2015年4月20日
4月に入るとサクラが咲き始め、春本番を迎えました。
しかし、今年の4月は天気も悪く、気温の低い日が続き、花見をする日もあまりありませんでしたね。
サクラといえばソメイヨシノが有名ですが、学校にはそれ以外にも多くのサクラがあります。
今回はサクラ特集です。
ソメイヨシノ
サクラと言えばこの花ですね。 でもこの種類はエドヒガンとオオシマザクラの両親から生まれたと言われています。
そのため、子孫を残す能力がなく種子ができません。
各地にあるソメイヨシノは接木で増やされたようです。
エドヒガン
花が咲く時期はソメイヨシノよりも早く、学校では一番に咲き始めます。
オオシマザクラ
このサクラは花よりも葉っぱが有名です。
塩漬けにして桜もちに巻いて食べます。
ヤマザクラ
花と同時に出る葉が、赤みがかっているので見分けやすいサクラです。
ソメイヨシノが生まれた江戸時代の終わり頃よりも前には、このサクラで花見をしていたのかもしれません。
シダレザクラ
学校で一番派手に咲くサクラではないでしょうか。
校舎を囲むように咲いています。
八重桜
サクラの開花の最後を飾るのはこの花です。
八重桜にもいくつかの品種があり、花の色が少しずつ異なっています。
ギョウイコウ
緑色の花が咲く珍しい品種です。
花びらに葉緑体をもつために緑色をしています。
そのため、遠くから見ると花が咲いていても葉と区別がつきにくくよくわかりません。
ウコン
ギョイコウと同様に花びらに葉緑体を持ちますが、量が少ないためうす緑色をしています。
サクラの花道
サクラの花が散ったあとには、このような花道ができます。
これも楽しみのひとつです。
2015年3月20日
早いもので気づけば3月、弥生になっていました。
中学校、高等学校の卒業式も終わり、4月の入学式の準備とせわしい毎日です。
でも、忙しいのは草木も同じです。
弥生の「弥」には、いよいよ、ますますという意味があり、「生」には生き物たちが活動を始め、草木が芽吹くという意味があります。
3月は待ちに待った生き物たちの活動の始まりです。
これからの学校は、一年で一番華やかな季節になります。
ムラサキハナナ
この花はオオアラセイトウ、ショカツサイ、ハナダイコンなどいろいろな名前を持っています。
本来、日本に存在しなかった花ですが、戦後にすさんだ人々の心に潤いを、また犠牲者の安らかな眠りを願って持ち込まれたといわれています。
オオイヌノフグリ
春の訪れを最初に感じるてくれる花で、水色の花びらは春の光にぴったりですね。
タネツケバナ
どこにでも生えているのに、あまり注目されない花です。
花の一つ一つをよく見ると、白い花びらが4枚あり、かわいらしいのですが・・・。
ナノハナ
ナノハナといってもいろいろな種類や品種があります。
でも、この花からの香りは気持ちを楽しく、ウキウキさせてくれると思いませんか。
2015年2月24日
空気が澄んで気持ち良い日は、学校で夕焼けがきれいに見えます。
先日、そんな夕焼け空を久しぶりに見てみようと思ったところ、夕暮れの時間がずいぶんと遅くなっていることに気づきました。
それもそのはず、前回は「立春」を紹介しましたが、いつの間にか雪が雨に変わる時期といわれる「雨水」が過ぎていました。
少しずつ春の気配が感じられる季節となりました。
ホトケノザ
春になると真っ先に咲き出す花です。
紫色の小さな花は、暖かい太陽からの光によく似合います。
ヤマアカガエルの卵
校舎の裏側にあるビオトープでは、毎年このカエルが卵を産みます。
水温は5℃以下。手をつけると痛いほどの水温です。
それでも次の世代のために産卵をします。
申し訳ない話ですが、そんな卵を少しだけ生徒の実験観察に使わせていただいています。
ジョウビタキ(メス)
冬に見られる鳥です。
オスとともにあまり人を恐れず、すぐ近くにいてもあまり逃げようとはしません。
学校にはこのほかにもたくさんの鳥たちに出会うことができます。
モグラ塚
寒い時期はえさが少ないからでしょうか、新たにトンネルを掘ることが多いようです。
よって、このようなモグラ塚がたくさん見られます。
地面の下にはえさとなる生き物が豊富にいるんでしょうね。
関節や筋肉の痛みがあるときにお世話になるのが湿布ですよね。
今回の実験では、湿布薬に含まれている物質の合成に挑戦しました。
サリチル酸メチルといい、サリチル酸のエステル化によって合成します。
まずは、はかりとったサリチル酸を試験管に入れます。
続いて、メタノールと濃硫酸を加えて加熱します。
そして、加熱後の反応物を炭酸水素ナトリウム水溶液中に流すと・・・。
サリチル酸メチルの油状物質のできあがりです。
生成物のにおいも、湿布の特有のあのにおいが確認できました。
授業では風邪薬などに含まれるアセチルサリチル酸の合成方法も学習しました。
身の回りにある物質も、化学(科学)の力を利用してつくられています。
ぜひいろいろなものに目を向けて、今後の学習に役立てるようにしてください。
2015年2月3日
まだまだ気持ちは冬ですが暦の上では立春、もう春です。
これから啓蟄(けいちつ・3月6日)にかけてどんどん春の訪れを感じるようになっていきます。
生き物たちは、日に日に元気になり、活動を始めます。
そんな姿を見ていると、まだまだ寒いからと暖房に当たっている人間たちに、もっと積極的に活動せよと言われているようにも見えてきます。
はやにえ?
モズはとった獲物を木などにさしておく習性があります。
これがそうだとは断言できませんが、枯れたメマツヨイグサの上にこのような死がいがありました。
冬のセイタカアワダチソウ
夏から秋にかけてあたり一面を黄色く染めていた花も、冬になるとこのような姿に変わります。
枯れた花にもなんともいえない味わいがありますね。
キツネの足跡?
グランドのソフトボール場にあった足跡です。
霜でぬかるんでいるときにあしを真っ黒にしながら歩いたんでしょうね。
最近は夜だけでなく、昼間にもキツネが現れることがあります。
2015年1月20日
大寒になりました。
暦の上では一年のうちで一番寒い時期です。
受験生の方々は体調を崩さないように頑張ってください。
からだの抵抗力は気持ち次第で強まることがわかっています。
この時期のさわやかな気候と将来の希望を胸に抱いて、気分よく過ごすことで免疫力アップして乗り越えて欲しいと思っています。
春に向けて
雑木林の中の地面をじっくりと見てみると、落ち葉の中から小さなフデリンドウの芽が顔を出していました。
これから紫色の花を咲かせ、春の華やかさをつくり出してくれます。
サクラの花芽
サクラの花芽がふくらんできました。
サクラの開花には冬の寒さが必要です。
今年の冬は寒いので、開花は早くなるかもしれません。
春はもうそこまで来ているのですね。
青空
晴れ渡った青空と澄んだ空気が学校の自慢の一つでもあります。
こんな日は夜になると満天の星空が期待できます。