2013年11月13日
夏の間、緑一色だった雑木林は、少しずつ紅色や黄色にお色直しを始めました。
木枯らしが吹くと木の葉が舞い、季節の移り変わりを感じさせてくれます。
最低気温が10℃を下回ると紅葉が進むといわれていますが、これから秋の短いひとときを教室からも感じることができるようになります。
サクラ
早いときには9月に落葉するときもありますが、今年は今の時期に紅葉しました。
たまには他の植物と一緒に美しい姿になりたかったのでしょうね。
マユミ
赤い種子を出してかわいらしい植物です。
昔はこの木を使って弓を作ったことからこの名前がつけられたようです。
カエデ
紅葉といえばやはりカエデですね。
トウカエデの紅葉はもう少ししてからが本番ですが、中には気の早い枝もみられます。
グランドも少し色づき始めました。
これから一味違った体育の時間や放課後の部活動を楽しむことができます。
高積雲
秋は晴れの日が続かないといわれます。
明日の天気を悪くする雲も観察できます。
2013年10月19日
一般的な紅葉の季節はまだですが、すっかりと秋めいてきて、早い種類のものではもう葉が黄色く色づいてきているものもあります。
この時期は寂しさを感じてしまうこともありますが、一年の中では最も心をいやされ、日本の良さを感じることができる時期ではないでしょうか。
学校では草が枯れ始め、秋一色になりつつあります。
アカマンマとしておままごとではよく使われる植物ですが、本当の名前を知っている人は少ないようです。
草紅葉の秋の風景を赤く色づかせてくれています。
今年は暖かな日が続いたためか、まだこの花が咲いています。
白い花が咲くシロツメクサと同様にクローバーとして知られています。
ドングリ
秋の雑木林を歩くと、ドングリを踏んでしまいパリンと音をたてます。
ドングリには申し訳ないけれど、これも秋という季節の感覚ですね。
2013年9月21日
「暑さ寒さも彼岸まで」と昔の人は上手いことを言ったものです。
すっかりと秋らしくなり、さわやかさを感じるようになりました。
学校では先日、文化祭が終わりましたが、この後にも修学旅行や定期考査、保護者面談と行事が続いて忙しい時期になってきます。
でも、自然を感じ、心落ち着く環境の中で過ごすことで気持ちも穏やかになってきます。
このような環境に感謝したくなります。

キアゲハ
アゲハの中では代表的な種類で、どこにでもいて誰もが知っていますが、こんな風景も大切にしたいものです。
のどかな中庭での一枚です。

ホコリタケ
頂部からほこりのように胞子が飛び出すことからこのように呼ばれるようになりました。
食用にもなり、汁物の料理にとても合う味とのことです。

ヒガンバナ
お彼岸が近づいたことがわかるかのように、この時期になると突然花を咲かせます。
葉は花が終わった後に出てきて、来年の開花のための養分を蓄えます。

ツルボ
草刈をした後、知らないうちに伸び始めて花を咲かせます。
春咲きや秋咲きなど多くの種類があるようです。
2013年9月7日
夜になると虫の音が聞こえ始め、秋の気配が感じられるようになりました。
猛暑の夏からまた季節のページがめくられたようです。
2学期もスタートして、生徒たちは今、来週末に行われる白亜祭に向けて一生懸命になっています。
ということで、この時期は生徒も自然観察どころではないようです。

オオイヌタデ
イヌタデという通称「アカマンマ」よりも大きめで、穂が白っぽいのが特徴です。
この時期、空き地などではとても立派に咲き誇っています。
ツリガネニンジン
根の形が朝鮮人参に似ていることからこのような名前になったといわれています。
花の形を見ていると、かわいらしい鐘の音が聞こえてきそうです。
はねが白いのでモンシロチョウと思ってしまう人もいるようですが、メスはこのような色をしています。
黄色いオスが求愛中。恋の季節真っ最中です。
アリジゴク
この穴に虫が落ちてしまうとなかなかはい上がれません。
それだけでなく、中から砂をかけられてどんどんと中心部に吸い込まれて食べられてしまいます。
こんな時代を2~3年過ごして成虫になると、幼虫時代とは想像もつかないウスバカゲロウという弱々しいトンボのような姿になります。
2013年8月22日
今年の8月は記録的な暑さとなりました。
校舎内は冷房が入り快適ですが、この期間にあまり使われていない教室などには入いりません。
先日、そんなある場所の気温を測ったところ42.5℃もありました。野外での活動だけではなく屋内でも熱中症には気をつけなければなりませんね。
そんな暑さの中、野外での観察をしてみました。
メヒシバ
あっという間に大群落になってしまいました。
オヒシバと並んでこの時期の代表的な雑草です。
新学期になってからの草むしりが思いやられます。

ケサランパサラン
箱の中におしろいと共に入れておくと増殖するといわれる伝説の生物ケサランパサラン。
この謎の生物は幸せを呼ぶといわれ江戸時代より知られていました。
でもその実態は写真のような植物の種子だったとか。
この写真は前回紹介したアメリカアザミの種子です。
雑木林
この時期の炎天下は非常に厳しいものがあります。
そんな中、雑木林に入るとひんやりとして癒されます。
校内にはこのような雑木林がたくさんあります。
2013年7月17日
例年ではまだ梅雨明けするかしないかという時期ですが、今年は猛暑続きで早くも夏ばての方も多いのではないでしょうか。
こんな天候にもかかわらず、生き物たちは元気です。
夏休み前の学校内の生き物の姿をご覧ください。
ヤマユリ
日本特有のユリで大きな花をつけることから海外でも人気のようです。
花が重すぎてこの写真のように全体が傾いてしまうことも。
学校内のいろいろなところでこの花を見ることができます。
コブシの実
これを見た瞬間に気持ち悪いと感じる人もいると思いますが、この形が「握りこぶし」に似ているから「コブシ」と名づけられたといわれています。
中庭の渡り廊下から観察できます。
マムシグサの実
5月ごろ独特な花を咲かせて、今の時期に色鮮やかな実をつけます。
雑木林を歩いていても目に付く色合いです。
アメリカアザミ
ヨーロッパ原産の外来種ですが、日本にはアメリカからの輸入品にまぎれてきたことからこのような名前になったようです。
旧校舎のファーム付近で多く見られます。
メマツヨイグサ
「待宵草」と漢字で書くように、夜になるのを待って花を咲かせると思いがちですが、昼間から咲いていることが多いようです。
黄色い花はこの時期にあまりないので、とても目立ちます。
2013年7月8日
蒸し暑さが日に日に感じられるようになりました。
梅雨も明ければ本格的な夏。
季節のページがまた1ページめくられるときが近くなったという感じがします。
この時期から、だんだんと花の数が少なくなってきて、緑一色になってきます。
暑さ増す一日を紹介します。
オトギリソウ
この植物は薬草として知られています。
傷や虫さされによく効きます。
蚊に刺された生徒にこの薬草を塗ってやると、初めはみんな変な顔をしますが、
その効き目に驚き、再びやってくる生徒がたくさんいます。
カタバミの実
可愛らしい3つの葉っぱをもち、黄色い花を咲かせるカタバミですが、
この時期にできる実をそっと指でつまむと、中から種子が飛び出してきて
不思議な感覚を体験することができます。
ぜひ、やってみてください。
サクラの紅葉
今年はなぜかこの時期に紅葉する葉っぱがあります。
原因はよくわかりませんが、緑の葉に紅色がよくマッチして、サクラの違った美しさを感じることができます。
タマムシ
自然の美しさを集約した虫の代表ではないでしょうか。
太陽の光に照らされると、いろいろな色に輝きます。玉虫色とはよく言ったものです。
2013年6月25日
蒸し暑い日が続き、梅雨っぽくなってきました。
雨が降ったりやんだりしていますが、ちょっとした晴れ間に散歩をしてみると、多くの草が急に伸びていてびっくりしてしまいます。
私たちにとっては早く終わってほしい季節ですが、植物にとって梅雨は貴重な時期なんですね。
オオカナダモの花
実験で毎年使用するオオカナダモ。
この時期になると水面から可愛らしい花を咲かせます。
水中で育つ植物ですが、花が咲くので、藻(も)の仲間ではなく、種子植物であることがわかりますね。
ハキダメギク
なんともかわいそうな名前がつけられたものです。
でも、ジャガイモ畑の中で、かたまって咲く姿は名前そのものと思ってしまいます。
四つ葉のクローバー
中庭では四つ葉のクローバーがたくさん見つかります。
この葉を持っていると幸せになるといわれています。
受験生の方は、学校見学に来たときにはぜひ見つけて持ち帰って、押し花にしてみてはどうですか。
志望校の合格、間違いなしです。
ベニシジミ
春から秋にかけて見られる小さなちょうですが、最近では数が減ってきているようです。
学校内ではこのほかにも貴重なちょうを見ることができます。
2013年6月11日
今年の梅雨入りは例年になく早かったはずなのですが、雨が少なく地面は砂ぼこりが舞っています。
グランドの運動部の生徒たちは家に帰ってからの洗濯が大変そうです。
本当ならば雨にぬれた日々を過ごす生き物たちも、今年は乾燥に耐えながら一生懸命生きています。
そんな梅雨の時期は、多くのおいしい果実ができる時期でもあります。その一部をご紹介します。
梅の実
ちょうど梅の実がなる頃に雨が多い季節になることからこの季節のことを「梅雨」と書くようです。
学校ではたくさんの梅の実がなります。
この実をとるのは主に先生たち。どのようにして食べるのでしょうか。
クワの実
小さな頃、口を真っ赤にして食べた記憶のある方も多いのではないでしょうか。
でも最近はあまり食べたことがない子どもたちが増えているとか。
先日、高校生3年生の授業でクワの実を食べるという授業を行いました。
みんなそのおいしさに感激していました。
オオシマザクラの実
サクランボっぽくはありませんが、これもサクランボなのです。
中学生が「先生、この実食べても大丈夫ですか」と聞いてきたので、「大丈夫だよ」と答えました。
さて、お味はどうだったのでしょうか。