2010年4月11日 (日)

チェックしないでね

「先生、新学期もとっくに始まっているのに更新ないじゃないですか!」
「もしや面倒臭くなって、このままひっそりと消えていこうとか思ってないですよね!」

……いかん。
今年度もまた生徒からのチェックから始まってしまった。
それにしても失礼だ。
このままひっそりと消えていこうなんて、そ、そんなこと考えているわけないでしょ!?
(激しく動揺……)

というわけでまた新たな一年が始まりました。
学校関係者としてはやはり4月が「新年」という感じですね。
でもね、言い訳をするわけじゃないけど、ホント、忙しいんですって。
(結局言い訳なんですけど)
特に新年度が始まったということで、広報関係の仕事は日に日に増える、というよりも時間時間で増えていくという感じ。
業者さんからの様々な依頼がメールで来るわ、電話でくるわ、郵便で来るわ、きりがない。
学校案内のパンフレット作成も、急げ急げと上の方から悪魔の声が鳴り響いてくる……。
もちろん、図書の仕事も新年度の準備でドタバタだ。

昨日は生徒会オリエンテーション(いわゆる新入生歓迎会)があったのでゆっくり見たかったのに、それくらいの余裕もない。
とりあえず「ひびコレ」の写真だけ撮ってさっと戻ってきてしまったが、けっこうおもしろかったらしい。
なんか新入生の担任団の若かりし頃(学生時代とか)の写真をスライドで見せたりして、いろいろとつっこんだインタビューがあったとの話。
先生たちがいじられている様子を見たかったが残念!

といった状況でバタバタしておりますので更新もままなりませんが、今年度もよろしくお願い申し上げます。
どうかあんまりチェックせんといてくださいな……。
まずはご挨拶まで。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

2010年3月17日 (水)

YELL

卒業式。
多かれ少なかれ涙が付きものの行事である。
多くの場合、式も最後に近づき在校生の送辞や卒業生代表の答辞の頃になると、あちこちからすすり泣きやらしゃくりあげる声やらが聞こえてくる。
まぁ女の子だし、そりゃそうだよな、と納得もできる。
しかし明らかにフライング気味の諸君の声も多々聞こえてくる。

「私、学事報告の時から泣いてました」とか、
「校歌歌いながらすでに泣いてました」とか。

要するに最初からってことじゃん。
泣きすぎです。

しかし泣けない卒業生というのも淋しいな。
仰げば尊しを歌う頃になってやっと泣けてきたかと思ったが二番の歌詞が思い出せなくてあらかじめ配られていた歌詞カードをポケットから出して開いて視線を落としてみたらそれが昨日行ったドラッグストアのポイントカードであることが判明し可笑しくなったけれど笑うに笑えず泣くに泣けず訳がわからない状態になってどつぼにはまったまま式を終えてしまった君。
君が歩むのは、要するにそういう道なのだ。
いっそのこと、ずっと笑って生きたまえ。

さて、午後は謝恩会。
毎年のことながら思うこと。
卒業生のみなさん、本当に今日(だけ?)はいい子ですねぇ。
ずっとこんなだったら教師も楽だったのでしょうけれど。
もっとも、中1から6年、高1から3年、これだけ成長したのかと気づかされるのも嬉しいものだけれど。
皆さんが担任に語った感謝の言葉が心からの真実であったことを信じております(一応)。

それと最後に担任団に贈った合唱が「YELL」だったのは良かった。
実は私、こっそり、いきものがかりの昔っからの大ファンでございます。
というわけで、私からも卒業生たちにYELLを贈りたいと思います。
人生先は長いぞ、やるだけやったらあとは運任せだ!

ところで学校の方は明日新ホームルームが行われ、今年度を終了。
(春休み中はスプリング・ゼミもあるけど)
リアル図書室もしばらくお休み。
ということで、このブログもしばらく休室……かな。
まぁ、気分次第ということで。
ではでは。

2010年3月15日 (月)

肖像権侵害警告!

予餞会でした。
いわゆる卒業生を送る会。
クラブの後輩や有志の参加者が出てきて演ずるやら感謝の言葉を述べるやら。
この6年間のスライドも上映されたりして、そこに自らの中学1年生のころのおぞましき、もとい、かわいらしき姿を発見し絶叫したりしなかったり……。
確かに月日の経つのは早いものだと実感しますな。

お昼を挟んで、さまざまなクラブが送別会を実施。
料理を作る者もいれば、料理を持ち込む者もいる(運搬者として教員を酷使)。
そして、そういう場に乱入するために(?)、卒業生も遊びにきたりする。
で、卒業生は図書室にも寄ったりする。
大学生は楽しそうだ。

と思ったら、図書室の写真を撮っているヤツがいるぞ。
何だ?
訊いてもはっきり答えない。
さては君、ブロガーだね。
学校に行ったことを書くつもりじゃないのか、その写真を添えて。

「今日は去年卒業した学校の図書室に行ってみました。
全然変わってなくて、のんびりまったりしてましたー。
司書の先生が相変わらずタラタラ仕事してましたー」
とでも書くつもりだろぅ!
許せん!
タラタラしている写真など使ったら肖像権侵害で訴えるぞ!

対抗してこっちも写真を使ってやろう、と思ったが使えるものが何にもないぞ。
仕方ない、君の置いていったお土産を写して載せちまうぞ。

20100315

どうだ、恥ずかしいだろう(?)
こんなもんお土産に(何のお土産なんだ?)持って来よって。
駄菓子が好きだなどと言った覚えはないぞ。
だが豪華詰め合わせだったことは褒めてあげよう。
(結局褒めちまった……)

チェックするからブログのタイトル教えなさい、と詰め寄ったが、結局キャツはしらを切って帰ってしまった。
不安だ。
タラタラの写真が公開されたらどうしよう。
どこかで発見した者は連絡されたし!

2010年3月10日 (水)

ぐちぐち図書室(リアル)

また雪である。
今年は雪の当たり年だとは思っていたが、それにしてもまだ降るのか。
犬は喜ぶかもしれんが、老体に鞭打つ司書教諭にとっては決してありがたいものではない。
今朝も少し雪かきをしてきたのだが、雨を含んだ雪はやたら重くてぎっくり腰になるかと思ったわい。
こういうのは、もうこれで最後にしていただきたいですな。

さて、定期考査も終わって現在は特別編成授業中。
受験勉強の高3の姿も今は見えず、図書室の時間は静かに過ぎております。
と思っていたら、ここ数日間、何だか分からんけど入れ替わり立ち替わり生徒がやってきて、ぐちぐち言いたいことを言っていく。
ブログがほとんど私の愚痴の場と化しているという話は先日したが、リアル図書室の方は生徒の愚痴の場となっているのではないか?

ある生徒はクラブを続けるかどうかで揺れ動いており、そのことで家で両親とケンカしたとかでぐちぐちである。
将来の進むべき道について悩み、ため息を繰り返しながらぐちぐちの生徒もいる。
しかしそれくらいならまだいい、こちらも一応そうかそうかと聞いてあげよう。
だが呆れるようなぐちぐちも続く。

「今回のテストがダメダメだったので、Wiiを母親に取り上げられちゃいました、ひどいと思いませんか、でも取り上げたくせに自分ではWii Fitやってるんですよ、ぐちぐちぐち……」
あきらめなさい、母親は強いのだ。

「先生、ほんと参っちゃうんですけどぉ、ウチの犬、下痢してるんですよー」
……だから私にどうしろと……。

君たち、暇に飽かして愚痴をこぼしに来ているのではあるまいね。
こちとら年度末で仕事が山積しているのだ、付きあってはおられんのだ。
早く帰って犬に正露丸でも飲ませなさい(正露丸は犬には強すぎるか?)。

リアルぐちぐち図書室にならないようにせねばいかんなー。

2010年3月 4日 (木)

『天地明察』です。

学校は現在今年度最後の定期考査中。
ということで、貸し出しは休止、図書室も静かなもの。
鬼の居ぬ間に、というわけでもないが、久々に本の紹介をしましょうか。
もともとそれがブログの当初の目的だったのに、最近は愚痴をこぼす場と化しているようにも思える。
いかん、いかん。

さて、先日本屋大賞のノミネート作品が発表されたという話題を取り上げた際、その時点ではまだ1冊だけ納品されていない作品がある、ということを記した。
昨年12月に発刊された『天地明察』(冲方丁・うぶかた とう)。
ということで読むのが遅くなったのだけれど、いやぁー、これはおもしろかった!
最近では一番かな(個人的には)。

20100304

江戸時代、「日本独自の暦」を作ることに生涯を賭けた実在の人物、渋川春海。
碁打ちにして数学者であるその春海の20年にわたる奮闘・挫折・喜びを描いた成長物語。

作者の冲方丁はライトノベル作家であり、SF作家であり、ゲーム制作者であり、漫画原作者であり……とマルチな才能を発揮している。
時代小説は今回が初めてなのだけれど、お見事の一言。
主人公を取り巻く一癖も二癖もあるような個性的な歴史上の人物も輝いている。
水戸光圀、関孝和(数学者)、本因坊道策(棋士)などなど。
ライトノベルっぽさもちょいと垣間見られるけれど、それが軽妙な味を出していて読みやすい。
物語の根底に流れる、数学・天文学といった学問に対する畏敬の念といったものを受け付けない人にはちょっと敬遠されるかもしれないけれど、個人的には絶賛ですね。

まぁ確かに、女の子にはどうかなぁ、という若干の懸念はあるけれど、ライトノベルの発展形だと思ってぜひ読んでくれぃ。
算術オタクに万歳!

2010年2月24日 (水)

たかたさん、ですか?

図書事務室が侵略者に占拠されようとしている。
昼休み、カウンターで貸し出し対応している間に、いつの間にかうじゃうじゃと事務室内に侵略者が湧いてきている。
気づいてみると増殖している。
だいたい君たち図書委員でもないだろー?
しかもうるさい。
あー、うるさい!

基本的に来るもの拒まず去るもの追わずというのがポリシーだが、こいつらはやはり拒まないといかんな。
うるさいのは即退室させるか。
それともいっそのこと入室料でも徴収するか。

たとえば一人は、喋っているうちにテンション高くなり、声が裏返って何言ってるんだかわけわからなくなる。
彼女の会話の半分は声が裏返っているな。
どうも関西のおばちゃんのノリだな、と思い、「おばちゃん」と呼んだりしているが。
その裏返り方はどうも聞き覚えがあるような気がしていたが、やっとわかった、これは「ジャパネットたかた」だ!
あの極度な強調表現の連続が延々と近くで行われるというのは疲れるぞ。
「さぁー皆さん」とか叫びだしそうだな。
もしや、たかたさん、ですか?

たとえば運動クラブ系の生徒は地声がでかい。
まぁ仕方ないと言えば仕方ないかもしれないが、おそらく君たちがないしょ話でしているつもりになっている先生たちの悪口が私の耳までつつぬけだぞ。
君たちの声では、ないしょ話など成立しないということを自覚したまえ。
それにしてもうるさい……。

たまに、偶然誰も喋らず静かになったなと思えば、「あー静かになっちゃった、喋んなきゃー」とか言って騒ぎ出す。
静粛恐怖症だな、こやつらは。
騒擾恐怖症だな、私は。
ちなみに「騒擾(そうじょう)」とは、集団で騒ぎを起こし、社会の秩序を乱すことである。
きゃつらにぴったりの言葉だな。

そういえば、もう定期考査一週間前じゃないか!
君たちこんなところで油を売ってないで勉強しなさい!!!

2010年2月20日 (土)

ガッキーだったら……。

忙しい。
入試もほぼ終了して一息つこうと思っていたのに、それは許されないらしい。

入試の結果が出たので、それをまとめたアンケートを出版社やら塾やらに大量に送らなければならず、一日中ひーひー言っている。
さらに校舎移転に伴う作業が本格化し、それも急がなくてならない。
ということで、また愚痴である。
ぐちぐち図書室である。

という荒んだ心持ちでいたところ、ちょいと中学1年の学年通信を読んだらなかなか面白かったので、ちょっと和んだ。
書写の時間の作品で、『今の私』を川柳によむという内容。
中学生になって早一年、皆さんいろいろ感じるところがあるみたいだ。
ちょっと紹介してみますか。

まず一句。
「預けると 二度と戻らぬ ママ銀行」
お気持ちお察しします。
我が家も同じようなものであります。

次に。
「自分では できたと思うが 母不満」
「テストをね ママに渡して すぐ逃げる」

どちらでもママさんは恐ろしいようで……。
我が家も同じようなものであります。

そして
「お弁当 ひらいてみたら 箸がない」
まぁ、そういうこともありますな。
以前私も、開いてみたらおかずがすべてないことがあった、母親はとても急いでいてごはんだけ盛って蓋をしめてしまったらしい。
箸がなくてもどうにか食べることはできる、しかしおかずがなくてはおかずが食べられないのだ(当たり前だけど)。

お次は。
「お昼ごはん その一口が デブの素」
「四時間目 もう胃袋は 異次元だ」

本当に皆さん、食欲は旺盛ですねぇ。
異次元というのは何なのか、ブラックホールか、何でも吸い込んじゃうのか?

さらに。
「先生が 嵐だったら いいのにな」
私も一句。
「生徒が皆 ガッキーだったら いいのにな」

いかん、笑えそうなものばかりになってしまった。
最後にはちょっと真面目に。
「この年は 感謝のつまった 一年に」
「夢をもつ かべにあたるが あきらめず」
「共立で 見つけられたよ たからもの」

――100点でございます!(首相夫人口調で)

2010年2月13日 (土)

明日は怖い

昨日高校の一般入試が無事終了。
これで一応、中高の通常の入試はすべて終わったことに。
なんか、ほぉーっとため息ついてしまいますわ。
これでやっと一段落、落ち着いた日々が戻って……くるだろうか?

なんだかんだ言っても、学校というのはいろいろ行事もあるしテストもあるし、生徒たちは想像つかないような行動に出たりもするし、笑うし叫ぶし泣くし、毎日が非日常みたいなところも。
結局のところ、落ち着かないでしょうね。

ところで今年はバレンタインデーが日曜日ということで、前日である土曜日の今日は学校のあちこちでチョコが飛び交っていた。
何といっても女子校なので、手づくりの、いわゆる「友チョコ」というヤツが主流。
まぁこういう時は皆さん、よく頑張りますな。
聞いた話ではお母様の方が張り切ったりするというお宅もあるようですが……。

さて、そういうことで、教師もそのおこぼれを頂戴する。
どうもごちそうさまです。
まぁありがたいことなのだろうけど、「先生余ったからあげるねー」などと、おこぼれであることをあからさまに言わんでもよろしいかと……。
さらには「先生、チョコ失敗しちゃったみたいだからいっぱいあげるねー」とか。
本当に失敗したわけではないだろう、などと思って食べてみたら、おっしゃる通りの残念な状態であったり……。
君たち、いい根性してるね。
認めてあげよう、根性だけは。

そういえば最近は「逆チョコ」というのもアリのようだ。
「今年は男性が女性にプレゼントするのが流行りみたいねー」などと、そういうことを意味ありげにこぼす女性が、我が家には確かにいる。
彼女と顔を合わせなくてはならない明日が私は怖い……。
プレゼントというのはチョコで済むのか?
やはり怖い……。

以上。

2010年2月 4日 (木)

中学入試終了しました

中学入試は無事終了です。
とりあえず、よかったよかった。
2月1日から2日にかけてかなりの雪模様(東京としては、ですが)、予定通り実施できるのか心配だったのですが、特に問題もなく。

それでも八王子郊外の立地で雪対策も大変じゃないかということなのか、テレビ局が取材に。
ウチの校長のインタビューをニュースでご覧になった方もいるのでは?
ビシッと映っていましたか?
などとつまらないこと言っていると怒られそうなので止めておきましょう。

さて雪だけど、もちろん大丈夫!
ある程度は慣れているし。
前の日から除雪車も準備万端。
ただ交通機関が乱れてしまうと、こちらとしてはお手上げですからねぇ。
そちらの方はそれほど混乱しなかったようなので良かったですね。
思い起こせば数年前にはもっとひどい積雪の入試もあったなー。
除雪車フル稼働、教職員総出で雪かき。
まぁ、長年やっていると、いろいろありますわ。

さてサイトの管理人としては、合格発表をやらねばならんので気が抜けませぬ。
今日も学校はお休みだったけれど、午前10時に総合選抜入試の合格者発表をアップしなくてはならないので出校。
作業自体はそれほど大変なことはないのだけれど、ネット上の発表は毎年のことながら緊張です。
向こう側でパソコンのモニタを見ている受験生の姿が目に浮かんでしまうし……。
とりあえず発表が全部済んで一安心ですわ。

今は十分余裕を持って時間設定してあるので問題ないのだけれど、以前は発表時間をもっと早く設定していて大変だったこともある。
採点して判定して……と、合格者を確定するのはけっこう時間がかかる。
最高に重要なことなので慎重に慎重を重ねるのは当然。
時間がかかるのも当然。
かつては修羅場だった時も。

「発表時間までもう10分しかありませんよー、まだ確定出ないんですかー!」
「出た出た! 急いで打ち込んでくれぃ!」
「カタカタカタカタカタカタ……、ひー、間に合わないー」
「もう時間だ、早くアップ!」
「えーい、もう行っちゃえー、カチッ」
「よし、アップ確認できたぞ。ん? 何か合格者多くないか?」
「あー、合格者じゃなくて受験者の受験番号打ち込んじまったぁ!」
「げー!」
「ひー!」

というのは、私がよく見る悪夢である。
あくまでもフィクションなので、そのおつもりで。
実際は責任ある方々のチェックが何度も入るのでそんなことはない(はず)。
ないのだが、小心者は悪夢を見るのである。

さてさて、新一年生の皆さん、4月に図書室で待ってます。
よろしく!

2010年1月29日 (金)

引越しだそうで……。

最初に断っておきます。
今回は愚痴ばかりです。

何とも慌しい日々が続いております……。
ただでさえ年度末を控え、図書室の仕事が怒涛のごとく押し寄せているし。
加えて中学校入試を目前にして学校の公式サイトの更新が引っ切り無し。

今日も合格発表の準備ページを作ってトップページからリンクを張ったりしたけど、入試の種類も多くなったりして作っている本人さえ、訳が分からなくなってくる。
はぁー。

でもって、ここに来てやっと2011年のリノベーション(教育制度改革・校舎改築移転)の広報が解禁となり、大急ぎでお知らせのページを作成。
ドタバタと材料集めて、昨日突貫工事でアップップ。
ぐったりですわ。

ということですので、もう公けに話しても大丈夫ですね。
在校生などにはすでに伝わっているけれど、一般にはほとんど情報公開してなかったですからねー。
引越しですよ、引越し。
図書室の引越し。
もう想像するだけでゲッソリですわ。

もちろん、物理的に図書を運ぶのは業者の方々がやってくれるとは思うけど。
(「やっぱり自分でやって」などと言わんでくださいよ)
それまでの準備を考えると頭の中は真っ白になりますな。
こちらの1本の書架の本を、引越し先の1本の書架に移す、というだけなら苦労はないのだけれど。
そうじゃないんです。
この書架とあの書架とその書架の本を足して3で割って、こことそことあそこに置いて、などというような面倒な状況なんです。

というのも、現在は閲覧室の書架と書庫の書架といった具合に同じ分野の図書でも置かれている場所がいくつかに分かれているので。
引越し先では、ほとんどすべて開架式になるし。
どのように整理していいか、まだまったく分からないという状態。
まったく頭痛い……。

そういうわけで、おそらく今後の記事では愚痴が増えていくでしょう。
というか、今までもほとんど愚痴だったような気もしますけど。

そういえば先日、生徒たちがこんな会話をしていたな。
「先生、図書室のブログ、グチが多くないですかぁ」
「そうそう、『まったり図書室』じゃなくて『ぐちぐち図書室』って感じよねー(笑)」
「タイトル変えた方がいいですよー。『ぐちぐち図書室』にしようよー(爆笑)」

うるさい!
あまり「うるさい」というと某大臣のように下品だと叱られてしまうが、やっぱりうるさい!
君たちの傍若無人な行いを笑顔で許している者のストレスを考慮せよ!
グチぐらいで済むなら安いものだ!
(別に高い安いの問題ではないのだが)
「まったり」が気に入っているのだからそれでいーのだ。
せめて副題にしなさい。
「まったり図書室 および管理人の愚痴話」くらいなら考えてみよう。
(一応、本人も愚痴が多いことは認識しているのであった)

早く落ち着いてゆっくりしたい……。